ほんの少しだけ空き時間がとれたため、急いで延暦寺を観光しました。
「時間がないけど延暦寺に行きたい!」って方は是非参考にしてください。

足腰に結構来るので、「運動不足の方は延暦寺観光はなかなかしんどいな」と感じました。

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坂本ケーブルまで徒歩約25分

延暦寺はアクセスが不便なのがネックです。

京都観光でも「行きたいけど行けなかった」観光地の1つでした。
延暦寺だけ、他の観光地と離れているため優先順位が下がってしまっていました。
念願かなって今回やっと来れました。

延暦寺へ行くにはいくつかアクセス方法がありますが、そのうちの一つが「坂本ケーブル」です。
ケーブルカーのようなもので、山の上まで登っていきます。

その坂本ケーブルまでのアクセスがまず不便。
湖西線「比叡山坂本」駅から徒歩約25分です。

足腰に自信のない人は、坂本ケーブルまでは「タクシー」ですね。

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しかし「この不便な徒歩25分」が美しい景色です!
この徒歩も観光の一部ですね。

坂本は石積みの石垣の町として知られています。
途中で流れていた小川もきれいでした。

坂本ケーブルは日本最長の2025m

2015年春時点での坂本ケーブルの料金です。
延暦寺までノンストップで進みます。(所要時間は11分)
大人: 片道860円 / 往復1,620円
小児: 片道430円 / 往復810円

30分に1本しか走っていないので、時間を計算して逃さないようにしたいですね。

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車内では「坂本ケーブル」や「今通っている場所」、「琵琶湖」についてなどのアナウンスが流れて興味深い話が聞けます。
運転されている方も、とてもいい雰囲気でベテラン風の方でした。

坂本ケーブルからの琵琶湖の眺めもとてもきれいでしたよ!
残念ながら、景色を楽しみ写真にはおさめていませんが。

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いざ延暦寺へ!

ケーブル延暦寺駅につき、いよいよ延暦寺へといきたいところです。
が、ここからまた結構歩きます。
一本道を10分ほど歩けば延暦寺の入り口があります。

木々に囲まれているので、気候がいいときならいい散歩になると思います。
ただ、真夏や真冬を考えると厳しいですね。
これも修行の一環...

ここら辺から「お坊さんのような格好」をした観光客がちらほらみられました。
延暦寺だからこそ見られる光景ですね。
彼らにとっては、まさに特別な場所なのだと思います。

時間がないので「東塔」のみ

比叡山の延暦寺は東塔、西塔、横川の3つに観光スポットはわかれています。
じっくり観光しようとなると丸一日かかりそうです。

<所要時間>
東塔…1時間半
西塔…30分
横川…40分

東塔、西塔、横川はそれぞれ離れているため、それぞれの移動にも時間がかかります。
ですので今回は時間がなかったため東塔のみを観光しました。

東塔は延暦寺発祥の地であり、本堂にあたる根本中堂もありますので絶対にはずせない場所です。
下の三つを中心に観光してきました。

根本中堂

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東塔の根本中堂は、延暦寺の総本堂となります。
ご本尊の前には、千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」も安置されています。
建物は国宝に指定されており、廻廊は国重要文化財に指定されています。

油断大敵も。この「不滅の法灯」からきているらしいです。

大講堂

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僧侶が学問研究のため論議する道場です。
中に入ると、周囲には釈迦を始めとして仏教・天台宗ゆかりの高僧の肖像画がかかっています。
国重要文化財に指定されています。

法華総持院東塔

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昭和55年に阿弥陀堂の横に再興されました。
伝教大師最澄上人は「一隅を照らす」という教えを示し、日本全国に6か所の宝塔を建て国土と国民を護る計画をたてたそうです。
その中心の役割をするのがこの東塔になります。

時短のポイントは時刻表!

時間のない方のダッシュで観光するポイントは、
何といっても「時刻表」です。

私のルートの「坂本ケーブル」は30分に一本でした。

ケーブル延暦寺駅までの徒歩の時間も計算して、30分単位で見事に回りたいですね。
せっかく急いで回っても電車はなかなか来ませんから...

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