鰻の救世主はナマズ!?それとも鰻自身!?

夏はやはりウナギを食べたいですよね。
鰻の値段が今年は安いと言われていますが、それでもまだまだ高いですよね。
しょっちゅう食べられるものではありません。

鰻屋の鰻の仕入れ値は10年前の2倍以上だそうです。
東京都中央卸売市場の調べによると、うなぎの卸売価格は平成19年は1kg1995円だったのが平成26年には4377円まで上がっています。

20匹に1匹の幻のアオテうなぎ

今後鰻屋さんにとっては、ますます厳しくなるかもしれません。

原因は鰻の稚魚の減少です。
獲れるうなぎの稚魚の量は、この50年間で1割以下になっています。

去年、ついにニホンウナギは絶滅危惧種に指定されてしまいました。
研究者の間でもウナギの量が回復する兆しは今のところないと、かなり悲観的に捉えられているようです。
unagi

スポンサーリンク
スポンサーリンク

見た目がうなぎそっくりの豆腐

うなぎが高騰している今、注目を集めているのは見た目がうなぎそっくりの蒲焼きです。

それは実は
「豆腐」
なのです。

豆腐の蒲焼きが、うなぎの蒲焼きに似たものを作り出せるのです。
うなぎ加工会社が、鰻丼屋さんからうなぎの代替食品を作って欲しいと頼まれて作ったそうです。

鰻の稚魚が減ってきて、うなぎが希少になるのを想定してのことです。

うなぎもどきという料理はご存知でしょうか?
豆腐と海苔を使ってうなぎの蒲焼きに似せたもので精進料理の一つだそうです。

うなぎもどきをヒントに鰻そっくりのリアルな豆腐の蒲焼きを作ったそうです。
豆腐は本物の鰻の蒲焼きからとった型で形作っていますので、見た目は鰻とそっくりです。

1枚500円程で去年は約10万枚をスーパーに出荷したそうです。
味は残念ながら鰻そっくりとはいかないようですね。

何度も食べなくてもいいけど、1度は食べてみたいですね。

鰻の代替食品の本命はなまず

鰻の代替食品で豆腐を先ほど挙げましたが、本命は何と言ってもなまずです。

なまずは味も食感もうなぎととてもよく似ています。

そしてなまずが代替食品の本命の理由の一つに、稚魚が人工的に増やせることにあります。

一般的なナマズは脂のノリが悪い

一般的なナマズは鰻との大きな違いがあります。
それは脂のノリが悪いことです。

養殖の現場では魚の肉質や味、色を変えるために人工飼料が使われています。
脂ののったナマズを育てるために人工飼料の研究に研究を重ねて、ようやく脂ののったナマズが養殖できるようになったそうです。

どのナマズでも言い訳でなく、企業秘密の特製人工飼料を食べて育ったナマズは鰻と味が似ているという訳です。

肉質はさすがに少し違うようですが、美味しく仕上がっています。

大手のスーパーや外食チェーン店やうなぎ屋さんからも注目を集めているそうで、もしかしたら近いうちにナマズの蒲焼きを普通に食べる日が来るのかもしれません。

鰻の減少を鰻でカバー

実は鰻の減少の対策として面白い案もあるそうです。

それは
「鰻をもっと大きくなるまで養殖する」
ことです。

鰻は稚魚から養殖され200gのところで出荷されます。
これは重箱に丁度いい大きさだとすで、業界の常識となっています。

それを200gで出荷せずに500g程まで養殖して出荷しようと言うものです。

500gまで育てても、味はほとんど変わらないそうです。
素人の考えでいくと、それならもっと大きな鰻をたくさん養殖して欲しいなと思ってしまいます。

鰻の完全養殖が回復の鍵

様々な努力がなされていますが、鰻の絶滅の危機の根本的な解決にはなっていません。

解決するには、鰻の完全養殖の方法が確立できるかどうかが鍵です。

現在は天然のウナギの稚魚をとってきて養殖しています。
それを卵を産む状態から大人になるまで養殖するのが完全養殖です。

ウナギの赤ちゃんは繊細ですぐに死んでしまいコストもかなりかかるそうです。
その他にもウナギの生態は謎に包まれていますが、一歩一歩研究は進んでいるようです。

研究者の皆さんがいつか完全養殖の方法を確立してくださることを願ってます!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

関連記事とスポンサーリンク