ショパンの「ノクターン(夜想曲)」の解説と名盤を紹介

ノクターン(夜想曲)は、ショパンの曲の中でも特に有名な作品です。
ノクターンは全部で21曲から成っています。

これらの曲は同じ時期には作られておらず、20歳から晩年までに渡って作曲されています。
そのため作品ごとに作風が異なるのも特徴です。
年代ごとによるショパンの作曲の変化を感じることができます。

ノクターンはアイルランドの作曲家であるジョン・フィールドの影響を受けて作曲されたと言われています。
ジョン・フィールドはノクターンと呼ばれるピアノ曲を最初に作曲した人物です。
ジョン・フィールドの作品は、和声的な伴奏にメロディーが奏でられる叙情的なものでした。
ショパンのノクターンはこれを基にして、美しいメロディーや新鮮な和声、自由な発想を加えて作曲されています。

ショパンのノクターンの初期の作品についてはジョン・フィールドに似ている部分がありオリジナリティに欠けると批評されることもあります。
しかし、難しい技法はあまり使われておらず詩的でロマンティックなことからとても親しみやすい作品だとも言えます。

また、ほとんどの作品が三部形式なのも特徴です。
その中でも明瞭な中間部を持つものとロンド形式のものかに分けられます。

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ノクターンの21曲の中でも、晩年に作られた夜想曲第20番は映画「戦場のピアニスト」でも使われていますので、クラシックファン以外の方にも馴染みのある曲かもしれません。
平原綾香のシングル「ノクターン/カンパニュラの恋」のうちのノクターンは、この曲に歌詞をつけたものです。
夜想曲第20番は「Lento con gran espressione」というタイトルでも知られています。

一般的に有名な曲は夜想曲第2番が、続いて夜想曲第5番などが挙げられます。

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ノクターンの名盤紹介

ショパンのノクターンを聞いてみたいという方に、オススメのCDを紹介します。
古い録音になってしまいますが、ルービンシュタインのノクターン集(夜想曲集)は名盤として知られています。
またフランソワの演奏もオススメです。

ルービンシュタインのノクターンはオーソドックスの演奏の中から出される味わい深さが人気の理由として挙げられます。
一度聞いてハッとする演奏も魅力的ですが、ルービンシュタインのような何回聞いても飽きの来ない演奏も格別のものがあります。
内面的な深さを感じとれる名盤を是非聴いてみてください。

対照的にフランソワの演奏は、ロマンティックな演奏を十分に味わえる個性的なものです。
フランスの伝統を感じさせる自由でおしゃれな演奏に仕上がっています。

この二つを比較して聴いてみるのも楽しいかと思います。

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