白菜は日本の家庭料理でもよく使われます。
しかし、人参・トマト・キャベツなどに比べて栄養素や健康効果が語られることは多くありません。

秋から冬になってくると、鍋のシーズンです。
鍋に入った白菜はいくらでも食べられる気がしてしまいます。
身体もとても温まりますね。

寒くなると白菜をつかったメニューが増えてきます。
スープの中の白菜はとても美味しいです。

また比較的長持ちしますので、冬には重宝する野菜です。

今回は白菜の栄養素や健康効果を取り上げてみたいと思います。

hakusai

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白菜は高血圧に効果が期待できる

最近の食生活はますます欧米化が進んでいます。
外食の機械も多く味の濃いものをたくさん食べてしまう傾向があります。
それでいて味噌汁や漬物をとる機会も多いのが日本人です。
日本人はついつい塩分をとり過ぎてしましがちです。

塩分の摂り過ぎは、高血圧を引き起こしやすくなることがわかっています。
そこで高血圧の予防を期待できるのが白菜です。

白菜には多くのカリウムが含まれています。
カリウムには体の外に塩分を排出する働きがあります。
これが高血圧を防いでくれるのです。

スープまで飲み干そう

ただしカリウムは水に溶けやすい栄養素です。
鍋やスープなどにして、最後まで飲み干すようにこころがけて下さい。
鍋の味付けを濃くしてしまったら、カリウムと一緒に大量の塩分を摂取してしまうことになります。
これでは本末転倒です。
薄味に味付けをするようにしましょう。

塩分と白菜の組み合わせを考えてみると、キムチや白菜の漬物はよく考えられたものだなと思ってしまいます。

白菜 最強のコスパ野菜
白菜 最強のコスパ野菜

白菜はバランスの良い野菜

白菜はキャベツと似ていますが、キャベツほど栄養素が豊富ではありません。
白菜のほとんどは水分からできているためです。

良い部分を挙げれば、カロリーが低いことだと思います。
なんと100gあたり14kcalしかありません。
たくさん食べても太りにくいので、ダイエットには適していると言えます。

白菜のほとんどは水分ですが、多くの栄養素が少しずつバランスよく含まれています。
例えば、ビタミンC・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどです。
鉄分も含まれていますので、貧血気味の方にも食べてほしい食材です。

またイソチオシアネートという栄養素も含まれており、これには便秘の改善や、動脈硬化やガンの予防などに効果が期待できます。
他にも微量ながら栄養素が含まれていますので、風邪予防や肌荒れ予防も期待できます。

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