プロポリスに関する商品が最近では多く見られます。
通販番組などでも取り上げられることもありますね。

プロポリスとはそもそも何なのでしょうか。
蜂の巣にあるものとは何となく想像はつきますが、プロポリスとは敵からの侵入を防ぐために巣の壁や隙間に塗られたもののことを指します。
その敵の侵入を防ぐプロポリスは主に植物を材料にしています。

プロポリスは古くはクレオパトラもアンチエイジングや健康対策として取り入れていたそうです。
また切り傷の治療などにも用いられていました。
今回はプロポリスの効能や気になる副作用まで取り上げてみようと思います。

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はちみつとは違うの!?

はちみつも蜂の巣から取れるものですね。
「プロポリス」と「はちみつ」は違うのかという疑問もわいてくると思います。

はちみつは蜂や蜂の幼虫の食事として使われます。
それに対し、プロポリスは外敵からの侵入を防いだり、蜂の巣を菌から守るために使われます。
使い方が違いますので、成分も変わってくるわけです。

ちなみに、はちみつの最上級品がロイヤルゼリーです。
はちみつは働き蜂が普段の食事として食べますが、ロイヤルゼリーは選りすぐりのミツバチによって作られたもので女王蜂が食するものです。

アンチエイジング効果がある理由

プロポリスにはアンチエイジング効果があると言われていますが、その理由はプロポリスの持つ抗酸化作用にあります。
抗酸化作用のあるものとして良く知られているのがポリフェノールで、赤ワインがその代表として知られています。

人間は呼吸をして生きていますが、呼吸の過程で人間の細胞は酸化してしまいます。
身体が錆びつくことをポリフェノールの持つ抗酸化成分が防いで、細胞を老化しにくくしてくれるのです。

プロポリスには実は40種類以上のポリフェノール成分が含まれています。
その抗酸化作用は他の食材よりも強いと言われており、これが「プロポリス=老化防止」と言われている所以です。



風邪予防にもプロポリス

プロポリスは外敵から守るためのものですので、強い殺菌作用や抗菌作用があります。
古くは天然の抗生物質として利用されていたほどです。

プロポリスは抗ウイルス作用がありますので、風邪がひきやすいときにウイルスが増えることを防いでくれます。
また風邪だけでなく、その殺菌作用・抗菌作用から口内炎の予防や改善にも役立つとされています。
インフルエンザの予防にも効果的だとも報告されています。

プロポリスの本来の用途と同じように、外敵が人間の身体へ侵入するのを防いでくれるのです。

プロポリスの副作用は?

プロポリスについて目立った副作用は確認されていませんが、「好転反応」と言われるものが稀に見られます。
これは身体が良くなる前に、一時的に副作用のような反応が起こることです。
症状としては、頭痛・腹痛・湿疹・だるさなどが報告されています。
稀に起こることですが、もしそのような症状になった場合はプロポリスの摂取をやめて病院へ行くのが安心です。

またプロポリスは天然のものなのでアレルギー反応が出ることがあります。
アレルギー体質の方の場合は、蜂アレルギーに注意する必要がります。

また一般的に妊婦や乳児の場合も安心のためにプロポリスは控えたほうがいいと一般的に言われています。

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