キムチは韓国の食べ物の定番です。
日本で立ち位置が似ているものは漬物でしょうか。

唐辛子の辛さと白菜の歯ごたえがマッチしていてとても美味しく、日本のスーパーにも必ずあります。
ただ日本での歴史はあさく、キムチが日本で食べられるようになったのは1980年代に入ってからだそうです。

ここではそんなキムチの栄養や健康効果について取り上げてみたいと思います。

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キムチの食材

キムチには白菜・大根をはじめとしてネギや生姜などが使われています。
食材ごとにその栄養を見ていきたいと思います。
もちろん唐辛子も大量に使われていますよ。

白菜で高血圧対策

白菜でまず挙げられる栄養素がカリウムです。
カリウムには体の外に塩分を排出する働きがあります。
これにより高血圧の予防の効果があると白菜は言われています。

その他にも白菜にはビタミンC・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどの栄養素がまんべんなく含まれています。
また白菜はカロリーが低いのが特徴です。
キムチのカロリーが低いのは、白菜がメインであるからなのですね。

大根で消化を助ける

大根にはジアスターゼと呼ばれる消化酵素が含まれています。
これが消化を助けてくれて、整腸作用も促してくれます。
またガンの予防や解毒作用も期待できます。

また大根には豊富なビタミンCも含まれています。

唐辛子でカプサイシン効果

唐辛子で重要な成分は何と言ってもカプサイシンです。
カプサイシンは、唐辛子に含まれている辛さの成分のことをさします。
味覚や嗅覚を刺激して、食欲アップの効果があると言われていますが、それだけではありません。

カプサイシンは血の巡りを良くしてくれますので、汗をかきやすくなります。
そのことで脂肪を燃焼されるので、ダイエットに効果的なのです。
メインの白菜が低カロリーですので、ダブルで嬉しいですね。

カプサイシンには、その他にビタミンAやビタミンCも含まれています。



キムチの乳酸菌効果

キムチは発酵食品です。
キムチが熟成するに連れて、乳酸菌が増加していきます。
キムチの中にいる乳酸菌も、ヨーグルトと同様に腸内の酸度を下げて悪玉菌が活発になることを防ぎ、死滅させる効果が期待できます。
それにより整腸作用が期待できます。
便秘解消にも効くと言われている理由はここにあります。

キムチの乳酸菌はヨーグルトより強く、生きて腸に届く確率が高いと言う報告もあるそうですよ。

様々な効能があるキムチですので、意識して食べ始めるとついつい食べ過ぎてしまいます。
しかしキムチは塩分も多く、唐辛子も大量に含まれています。
食べ過ぎは逆に体に悪影響を与えますので、適量を心がけましょう。

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