「フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ (For Once in my Life)」はスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)が歌っていることで広く知られていますが、スティーヴィーの曲ではありません。
モータウンのロン・ミラー(Ron Miller)とオーランド・マーデン(Orlando Murden)の二人によって書かれた曲であります。
そして実は曲が作られた当初はテンポのゆっくりとしたバラードで、初めてのレコーディングもそのようにおこなわれました。

スティーヴィー・ワンダーがレコーディングをしたのは、フォー・ワンス・イン・マイ・ライフが初めて録音された1年後の1967年になります。
そして1968年にリリースされました。

ここでは、スティーヴィー・ワンダーのフォー・ワンス・イン・マイ・ライフ (For Once in my Life)だけでなく様々なミュージシャンによるカバーを紹介したいと思います。
演奏するアーティストによって曲の雰囲気も変わってくるのも、カバーの楽しみの一つでもありますね。

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スティーヴィー・ワンダーのFor Once in my Life

まずは一番良く知られているであろうスティーヴィー・ワンダーにFor Once in my Lifeです。
こちらのアルバムはいわゆるベスト盤でお手頃価格でスティービーのヒット曲が網羅されています。
「Isn't She Lovely」I Just Called To Say I Love You」「Superstition」「Sir Duke」「Ebony & Ivory」「You Are The Sunshine Of My Life」「Part-Time Lover」など。彼の名曲を存分に堪能できます。
初めてスティーヴィー・ワンダーのCDを買う人にもオススメできる1枚です。

マイケル・マクドナルドのFor Once in my Life

マイケル・マクドナルド(Michael McDonald)のFor Once in my Lifeも聴きごたえ十分です。
大人の魅力が溢れた声と、確かな歌唱力で聴き手をぐっと惹きつけてくれます。
モータウンのカバーアルバムですが、彼らしさがギュッと詰まったアレンジと音作りは必聴です。

トニー・ベネットのFor Once in my Life

トニー・ベネット(Tony Bennett)が スティーヴィー・ワンダーとDuetしているFor Once in my Lifeは一味変わった魅力にあふれています。
スローテンポでピアノのストリングスをバックに、心が暖かく包まれるような音楽が楽しめます。
トニー・ベネットとゲストを迎えた豪華なデュエットアルバムで、他にもJames Taylor/Billy Joel/Elton John/Paul McCartney/Celine Dion/Diana Krall/Elvis Costello/Sting/bonoなどが参加している夢のようなアルバムです。

マイケル ブーブレのFor Once in my Life

フランク・シナトラ・スタイルと評されることもある、現代のシナトラマイケル ブーブレ(Michael Buble)によるFor Once in my Lifeを最後に紹介したいと思います。
奥深い豊かな音色で、過去にタイムスリップしたかのような良い意味で懐かしい音楽に浸れます。

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