レイ・ブライアントの生涯とオススメ~ジャズ名盤・名演~

レイ・ブライアント(Ray Bryant, 1931年12月24日~2011年6月2日)はペンシルベニア州フィラデルフィア出身のジャズピアニストです。
この同時期にフィラデルフィアからは他にもジャズピアニストが生まれており、ボビー・ティモンズ(Bobby Timmons/1935年~1974年)やマッコイ・タイナー(McCoy Tyner、1938年12月11日~)らがいます。

ボビー・ティモンズは38歳の若さで亡くなりましたが、そのメリハリの効いたファンク色の強い演奏は後世にも影響を与えました。
マッコイ・タイナーはリーダーとしての活動の他、ジョン・コルトレーンのバンドとしても演奏しました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

音楽一家の中で生まれる

ブライアントは音楽的に恵まれた家庭の中で生まれます。
母親は教会のピアニストをしており、姉は音楽の先生、兄はベースを弾いていました。
そのような環境で育ったブライアントは6歳でピアノをはじめ、ジュニアハイスクールではベースも弾いていました。

駆け出しのプロになると、ブライアントは兄と一緒に地元で演奏しました。
もちろんピアノがブライアントで、兄がベースを担当しました。
その時にはマイルス・デイヴィスのバックバンドとして演奏したこともあったそうです。

10代からプロとして活動

兄とのバンドの他にも、ブライアントは若くからプロとして活動します。
ジュニアハイスクールを卒業して間もなくギタリストのタイニー・グライムス(Tiny Grimes)のツアーに参加し、20歳を過ぎた頃から約3年間はフィラデルフィアにあるブルー・ノートのハウスピアニストとして働きました。

多くのミュージシャンと共演

ブライアントは他にも多くのミュージシャンと共演しました。
ここではその例を挙げてみます。

・レスター・ヤング(Lester Young、1909年~1959年)・・・テナーサックス奏者、クラリネット奏者。
・ジョー・ジョーンズ(Jo Jones、1911年~1985年)・・・ジャズドラマー、ライド・リズムの創始者。
・チャーリー・パーカー(Charles Parker Jr,1920年~1955年)・・・アルトサックス奏者。
・ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins、1930年~)・・・サックス奏者。
・コールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins、1904年~1969年)・・・サックス奏者。
・カーメン・マクレエ(Carmen McRae、1922年~1994年)・・・女性ジャズシンガー。
・アレサ・フランクリン(Aretha Franklin、1942年~)・・・女性ソウルシンガー。

レイ・ブライアントのオススメの2枚

ブライアントは1950年代後半からバンドリーダーとして録音を残していきます。


その中でも名盤として名高いのが、自身の名前がタイトルになっている「レイ・ブライアント・トリオ」です。
黒人的な優しさの中にたっぷりの情感も感じられるアルバムに仕上がっており、これおをレイ・ブライアントのベストの1枚に挙げる方も多いと思います。

ただブライアントはもう1枚伝説的な名盤も残しています。
ピアノトリオを聴くなら先ほどの1枚ですが、ピアノソロを聴きたいならこちらの1枚がオススメです。
1972年のスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルで、オスカー・ピーターソンの代役としてステージに立ったブライアントは観客を熱狂させました。
これはその時のライブ収録です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

関連記事とスポンサーリンク