「Piano Man(ピアノマン)」はアメリカのポップス界のスター、ビリー・ジョエル(Billy Joel)を代表する曲の一つです。
ビリー・ジョエルが1973年11月にリリースした自身2枚目のアルバム「ピアノマン」に収録されており、シングルカットもされました。
デビューアルバムで失敗したビリーでしたが、このセカンドアルバムのヒットで自らの人気と地位を確立していくことになります。

この「ピアノマン」という曲はビリーがかつて弾き語りで生活していた頃を歌った曲です。
シングルとしてはチャートは25位までにしか上がりませんでしたが、彼を象徴する曲に成長しました。

ここではそんな「Piano Man(ピアノマン)」のオリジナルとカバーを聴き比べてみたいと思います。

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ビリー・ジョエルの「Piano Man(ピアノマン)」

まずはオリジナルのビリー・ジョエルによる「Piano Man(ピアノマン)」です。
ピアニストやコンポーザーとしての彼も素晴らしいですが、彼の歌唱力にも注目です。
こちらは2006年に来日した際の東京ドームでのコンサートの様子です。
5万人収容できるドームでの演奏ですが、小さなバーにいるかのように感じさせてくれる瞬間もあります。
もちろん歓声の大きさから壮大に感じる場面の方が多くはあります。

ジェイソン・ムラーズの「Piano Man(ピアノマン)」

ジェイソン・ムラーズ(Jason Mraz)の「Piano Man(ピアノマン)」もとてもオシャレな演奏です。
アメリカのカフェで演奏活動をしデビューアルバムもカフェでのライブ演奏を録音していた彼とビリー・ジョエルは共通しているものがあるのかもしれません。
所々でビリー・ジョエルと同じような匂いを感じさせてくれます。

ピエランジェロ・ベルトーリの「Piano Man(ピアノマン)」

国境や言葉も越えても「Piano Man(ピアノマン)」は美しい音楽のままです。
ピエランジェロ・ベルトーリ(Pierangelo Bertoli)はイタリア語で雰囲気をガラリと変えて歌ってくれています。
シンガーソングライターの他にも詩人として活動していた彼らしい語りけるような歌い方が印象的です。
ピアノマンの原曲はピアノの弾き語りですが、彼はギターを弾きながら歌を聴かせてくれます。

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