「Your Song(僕の歌は君の歌)」はイギリスを代表するシンガーソングライターであるエルトン・ジョン(Elton John)の代表曲です。
作曲はエルトン自身が担当していますが、歌詞はバーニー・トーピンが書いています。
この曲は1970年リリースの同名のアルバム「Your Song」に収録されており、これ以降エルトンとバーニー・トーピンの名コンビは長い間続くことになります。

逸話によると詩が渡されてから15分ほどで曲ができたそうです。
シンプルなコード進行とキャッチーなメロディからなる美しいこの曲は世界中で今でも流れ続けています。

ここではそんな「Your Song(僕の歌は君の歌)」のオリジナルとカバーを聴き比べてみたいと思います。

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エルトン・ジョンの「Your Song(僕の歌は君の歌)」


まずはオリジナルのエルトン・ジョンによる「Your Song(僕の歌は君の歌)」です。
最近の彼も良いですが、やはり歌声自体はこちらのような昔の頃の方が美しいです。
1987年にエルトンは喉の酷使によって声帯手術をおこないました。
それ以前の方が声は透明感があり、良い意味で少し音色は細く、無駄な音が入っていない純粋なイメージを受けます。

エリー・ゴールディングの「Your Song(僕の歌は君の歌)」


エリー・ゴールディング(Elena Jane Goulding)の「Your Song(僕の歌は君の歌)」は雰囲気がガラリと変わります。
典型的な原曲のコード進行をゴッソリと変えてそれに合わせてメロディもアレンジしています。
原曲より都会的に感じ、違った哀愁を感じることができます。

ロッド・スチュワートの「Your Song(僕の歌は君の歌)」


ロッド・スチュワート(Rod Stewart)の「Your Song(僕の歌は君の歌)」は彼らしい曲に仕上がっています。
印象的なアコースティックピアノの伴奏は目立たず、曲もギターから曲が始まります。
キーも上がっており高音での彼独特のハスキーボイスが音楽に広がりを与えてくれています。

アル・ジャロウの「Your Song(僕の歌は君の歌)」


「Your Song(僕の歌は君の歌)」をオシャレな雰囲気の中で味わいたいならば、アル・ジャロウ(Al Jarreau)の演奏がオススメです。
彼の代名詞でもある柔らかく伸びのある美しいボーカルで癒されます。
前半と後半では雰囲気を変えており、とても幅の広がりを感じる演奏です。
こちらは1976年のドイツ・ハンブルクでの様子です。

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