「Honesty(オネスティ)」は、ビリー・ジョエル(Billy Joel)が1978年にリリースしたアルバム「ニューヨーク52番街(52nd Street)」の2曲目に収録されています。

日本ではビリー・ジョエルを代表する1曲として知られていますが、シングルカットされた際のアメリカのチャートでは24位どまりでした。
ビリーのベストアルバムに収録されなかったこともある曲ですので、日本で特に人気の高い曲だと言えます。

ここではそんな「Honesty」のオリジナルとカバーを聴き比べてみたいと思います。

スポンサーリンク

ビリー・ジョエルの「Honesty」


まずはオリジナルのビリー・ジョエルによる「Honesty」です。
ピアノ弾き語りスタイルで甘く歌いあげるビリーのイメージそのものですね。
こちらは2006年に来日した時の東京ドームでのライブ映像です。
まさに「飽きの来ない名曲」だと思います。

トゥーツ・シールマンスの「Honesty」


歌心の詰まった美しいメロディは、ハーモニカに変わっても素晴らしい音楽を奏でます。
こちらはチャーリー・パーカーやベニー・グッドマン、ビル・エバンスらとの共演でも知られるベルギーのハーモニカ奏者、トゥーツ・シールマンス(Toots Thielemans)による「Honesty」です。
アメリカの子供向け番組「セサミストリート」のテーマ曲を演奏していることでもよく知られています。
都会的なイメージはそのままに、より一層オシャレになった「Honesty」が堪能できます。

ビヨンセの「Honesty」


日本のファンに1番馴染みのあるカバーは、ビヨンセ(Beyoncé)による「Honesty」かもしれません。
ビヨンセがかつて入っていた音楽グループ「デスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)」のコンピレーションアルバム(2008年)
の中の1曲として歌われています。

アンジェラ・アキの「Honesty」


日本で人気の高い曲ですので、当然多くの日本人もカバーしています。
こちらはアンジェラ・アキによる「Honesty」のカバーです。
2011年にリリースされたアルバム「WHITE」の9曲目に収録されています。
メロディが多少アレンジされていますので違和感を感じる方もいるかもしれませんが、とても美しく歌いあげられています。

T.M.Revolutionの「Honesty」


最後はT.M.Revolution(西川貴教)による「Honesty」のカバーです。
癖のない語りかける様なオリジナルのビリーの歌い方とはすべてが異なる印象を受けます。
ピアノは綾戸智恵による演奏です。
英語の発音や音楽の解釈法など賛否両論あるようですが、彼の力強い表現に注目です。

スポンサーリンク