「Rocket Man(ロケットマン)」は1972年にリリースされたエルトン・ジョンのアルバム「ホンキー・シャトー(Honky Château)」の5曲目に収録されています。
ちなみに正式タイトルは「Rocket Man(I Think It's Going to Be a Long Long Time)」となっています。

エルトン・ジョンを代表する曲の一つで、シングルカットもされました。
もちろん曲は作詞バーニー・トーピン、作曲エルトン・ジョンの黄金コンビで作られています。

ここではそんな「Rocket Man(ロケットマン)」のオリジナルとカバーを聴き比べてみたいと思います。

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エルトン・ジョンの「Rocket Man」


まずはオリジナルのエルトン・ジョンによる「Rocket Man」です。
こちらは1972年のライブ映像です。

エルトン・ジョンの音楽は今でも素晴らしいですが、やはり喉を壊す前の方が艶のある健康的な歌声が楽しめます。
彼は1987年のハードスケジュールの中でのツアーで喉を酷使し、その影響で翌年に声帯を手術しています。
まだ20代半ばの若々しい声に注目です。

ハンク・マーヴィンの「Rocket Man」


「Rocket Man」のカバーで外せないのがハンク・マーヴィン(Hank Marvin) によるものです。
彼はイギリスはギタリストでシャドウズの中心メンバーとして知られています。
多くのインストゥルメンタルのヒット曲を生み出し、この曲もその1曲です。

歌は入っておらず、甘くメロウなギターがメロディを奏でています。
こちらは1993年にリリースしたアルバム「Heartbeat」に収録されています。

アルビンとチップマンクスの「Rocket Man」


かわいいシマリスのキャラクターのアルビンとチップマンクスも「Rocket Man」をカバーしています。
雰囲気をガラリと変えて打ち込みサウンドが主のアレンジですが、意外と原曲より「Rocket Man」の雰囲気がしっかりと出ているかもしれません。
アルビンとチップマンクスで1998年にリリースされたアルバム「The A-Files: Alien Songs」に収録されています。

ニール・ダイアモンドの「Rocket Man」


「Rocket Man」は原曲がシンプルで美しいためか、様々なアレンジがされています。
ニール・ダイアモンドの「Rocket Man」も原曲とはかなり違ったサウンドで楽しめます。
このアレンジでは、サビ部分はメロディ自体が原曲とは異なって歌いあげられています。

ニール・ダイアモンドはビルボードが発表したアダルト・コンテンポラリーのアーティスト「第3位」に選ばれているアーティストです。
また、残念なことに来日公演をおこなったことのないアーティストでもあります。

ちなみに先ほどのアダルト・コンテンポラリーの上位2人はエルトン・ジョンとバーブラ・ストライサンドだそうです。

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