こうもりのあらすじ~初めてのオペラ~

今回はオペレッタを取り上げようと思います。
オペレッタで有名なのはヨハンシュトラウス2世です。
そしてヨハンシュトラウス2世の有名なオペレッタと言えば「こうもり」です。

ウィーンの社交界を舞台とした華やかな舞台で、スタンダードな演出では豪華な舞台も見どころの一つです。
また音楽の美しさは皆が知るところで、この「こうもり」の序曲はコンサートで切り取られて演奏されることもしばしばあります。
当時のウィーンは産業革命の余波がようやく到着してきたころでした。
その影響でウィーンは外国人が溢れ、様々な言語が飛び交っていたと言います。
「こうもり」はそのような時代が舞台で、様々な国の人物がこうもりでも登場します。

ここではそんな「こうもり」のあらすじを簡単に紹介したいと思います。

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こうもりの復讐

軽快な序曲で幕が明きます。
この序曲を聴くだけでウィーンの空気を感じられますね。

このオペレッタの題になっている「こうもり」とは
ファルケ伯爵のことです。
ファルケ伯爵は友人のアイゼンシュタインに
昔いたずらされたことへの復讐をするため
巧妙な罠を仕掛けます。

その1
公務員を馬鹿にした罪で刑務所に入ることになったアイゼンシュタインに
「刑務所に入る前日の夜くらい楽しもう」と
とあるパーティーに誘う。
アイゼンシュタインは妻ロザリンデに嘘をつき出かけます。

その2
アイゼンシュタイン家の女中アデーレも
そのパーティーに来るように仕向ける。
アデーレもロザリンデに嘘をつき出かけます。

その3
ロザリンデにも
そのパーティーに来るように仕向ける。

その結果、その3人はそれぞれ偽名を使い
パーティー会場で鉢合わせになります。

ファルケ伯爵は
アイゼンシュタインがドギマギするのを遠くから見て
密かに笑っています。

パーティーが終わり
アイゼンシュタインが刑務所に行ったところで
種明かし、
こうもりの復讐(ドッキリ)は大成功!!
で、幕となります。

オペレッタとは

オペレッタ(operetta)は
オペラ(opera)がちょっと変化したもの。
日本語に直訳すると「小さなオペラ」といったところです。
日本では「喜歌劇」と呼ばれたりしています。

オペラと違うところは
音楽のないセリフだけの場面や
軽快なダンスがあったりするところです。

なんで「こうもり」って呼ばれてるの!?

ファルケ伯爵はある日、
仮装舞踏会にこうもりの格好で行きました。
その舞踏会でお酒を飲み過ぎ、
ぐでんぐでんに酔っ払い、
その姿のまま道端で眠ってしまったのです。
翌朝から「こうもり博士」と呼ばれるようになりました。

ファルケ伯爵は
酔っぱらった自分を見捨てて帰ったアイゼンシュタインを
その日から恨んでいたのです。

これはこのオペレッタの物語の始まる前のお話です。

日本語での上演

オペレッタはセリフがあるからか
日本では良く日本語で上演されています。
やはり母国語で聴けるのは
字幕を追いながら聴くのより楽しいですからね。

演奏する側も素直なリアクションを感じられて
楽しいのではないでしょうか。
日本語の歌詞を明瞭に歌うことは大変だと思いますが。

オペラDVDやオペラCDなどではもちろん、
機会があれば是非生で一度こうもりを
楽しんでみて下さい!

このDVDはロザリンデがキリ・テ・カナワ、アイゼンシュタインがヘルマン・プライという豪華キャストで収録されています。
また3大テノールの一人であるプラシド・ドミンゴがイギリスでの指揮デビューを果たした舞台でもあります。
まさに「お祭り気分」が味わえる最高の舞台に仕上がっています。

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