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冷え症は、寒い季節になるとつらい症状です。
男性よりも女性に多く見られます。
冷え症は体質的な問題も関係してきますが、対策をとることで症状を改善することはできます。
体温が下がると基礎代謝も下がり、免疫力も下がります。
病気になりやすい身体になってしまうのです。
ここでは、冷え症とその対策について取り上げたいと思います。
冷え症とは?
冷え症の原因は、外の気温に応じて血管の拡張・収縮がうまくできないときに起こりやすくなります。
この血管の拡張・収縮機能には自律神経が関係している言われています。
女性は月経があるため、自律神経が乱れやすくなります。
女性に冷え症の人が多いのは、ここに理由があります。
他には、日常生活の乱れが自律神経の乱れにつながります。
肉体的な乱れだけでなく、精神的なものも自律神経に影響を与えます。
冷え症対策のポイント
冷え症は日常生活を見直すことで、改善することができます。
ポイントは肉体的にも精神的にも健康的な生活を送ることです。
規則的な生活をする
昼と夜のバランスが崩れてしまうと、自律神経は乱れやすくなります。
早寝早起きを心がけて規則正しい生活を送ることが大切です。
栄養をしっかりととる
栄養バランスの整ったものを1日三食しっかりととることは、冷え症の改善にもつながります。
エネルギーをしっかりとることで、体があたたまるためです。
冷たいものを食べることを避けて、しょうが・ニンニク・唐辛子などの体をあたためる食材を食べることも効果的です。
また朝は水分が足りなくなっています。
水分が足りなくなると血液の流れも悪くなります。
水分補給と体をあたためるダブルの効果を期待して、毎朝お湯を飲む習慣をつけておきたいところです。
入浴で体をあたためる
入浴は冷え症に効果的な方法の代表的なものです。
血の巡りが良くなるだけでなく、副交感神経が活発になりますので自律神経のバランスが整いやすくなります。
冷え症に効果的な入浴剤も薬局で手に入れることができますので、利用したいところです。
お風呂に浸からずとも、足湯だけでも効果は十分にあります。
適度な運動を心がける
血液の流れを良くすることは、そのまま冷え症の改善につながります。
適度な運動を心がけましょう。
運動をすると体があたたまるだけではなく、筋肉量も増加します。
血液を流すには筋肉が必要ですので、筋肉がつくことは血液の流れに良い影響を与えてくれます。
また筋肉は体の熱の60%を作っているとも言われています。
筋肉をつけることが、そのまま冷え症対策となるのです。
冷え症は体質もありますが、心身的に健康的な生活を送ることで改善が期待できます。
皆さんも規則正しい生活を送り、冷え症対策をおこなってみてはいかがでしょうか。