書店に行くと、数多くの音楽系の本が並んでいます。
どれを買えばいいか悩んで、長い時間書店にいた経験のある方も少なくはないと思います。
つい多くの本が欲しくなってしまいますが、できれば自分に合った本でじっくりと勉強したいものです。
ここでは「基本5コードを変形!あらゆるギター・コードが身につく学習帳」の紹介をしたいと思います。
「ギター・コードが身につく学習帳」のオススメポイント
・段階的にコードが練習・学習できる。
・模範演奏とカラオケの入ったCDが役立つ。
・練習曲がシンプルである。
・解説が丁寧でわかりやすい。
「ギター・コードが身につく学習帳」の気になるポイント
・初心者の場合、後半は難易度が高めである。
・奥深くまで学習したい人には不向きである。
「コードを学びたいなら」初心者でも中級者でもオススメできる本
段階的にコードが練習・学習できる
この本はギターのコードを「何となく」しか覚えていない人にとっては重宝する本です。
基本的なコードから少しずつ段階を踏んでいきますので、コードを定着しやすくなっています。
はじめはパワー・コード/メジャー・コード/マイナー・コード/セブンスなどから入りますが、そこにテンションを加えたところまで最終的には学習できます。
丸暗記でコードを覚えるのではなく、効率的にコードの作りを整理できます。
コードでの演奏を練習しながら、コードそのものについての理解も少しずつ深まりますので、理論書が苦手な方にもオススメできます。
「セブンス、テンションなど普段から使ってはいるけど、一体どういう意味なの?」というような疑問を持っている場合は、手にしてみる価値のある本です。
またそれぞれのコードの持つ「雰囲気・特徴・ジャンル」などの解説もされていますので、感覚的に優れている方であれば、感覚的にコードを使い分けることもできるようになると思います。
豊富なトレーニングとデモ演奏
コードごとにトレーニング内容が掲載されていますので、一つ一つを順を追ってクリアしていくことが出来ます。
練習をする際には、付属のCDが役に立ちます。
模範演奏があると同時にカラオケも入っていますので、練習にはもってこいです。
最初のうちは、模範演奏のモノマネから入るのも良いと思います。
定着のためにリピート再生で練習するのもオススメです。
練習曲もシンプルですので効率的にコードを身につけることが出来ます。
ただし全くの初心者からはじめるには少し難しい内容です。
「ある程度ギターを弾けるのだけど、初心者の域を抜け出していない」と感じる方は、この本はぴったりだと思います。
また独学で今までギターを練習してきた人の、再確認用の本としても活用できます。
コードの仕組みが無理せず自然に入ってきますので、ギターの演奏にもきっとプラスに働くことだと思います。