書店に行くと、数多くの音楽系の教則本が並んでいます。
その中でもピアノの教則本は特に多くの種類があります。
つい多くの本が欲しくなってしまいますが、できれば自分に合った本でじっくりと勉強したいものです。
ここでは「ギター・マガジン 速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由(CD付き) 」の紹介をしたいと思います。
「速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由」のオススメポイント
・ギターの速弾きを目指している人・速弾きに行き詰っている人にオススメできる本である。
・ギターの速弾きができるようになるための課題が見つけられる。
・実践に使えるフレーズが載っている。
・写真やイラスト付きの解説がわかりやすい。
「速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由」の気になるポイント
・初心者に難しく、ある程度のギターの経験は必要である。
・タブ譜しか載っていない。
ギターの速弾きのコツを具体的、かつ実践的に学べる本
この本は「速弾きができるようになりたい」人にはピッタリの本です。
また「速弾きは既に得意だ」という人にとっても価値のある本だと思います。
自分では気づかなかった未熟な部分に気付かせてくれます。
練習曲それぞれに意味がある
この本の練習曲には、それぞれ速弾きへのステップが隠されています。
あるフレーズが弾けなかった場合は、弾けない理由まで解説されています。
その課題を理解して練習することで、自分の課題が少しずつ克服できるような内容になっています。
症状によって処方箋が出される、まさに病院のようです。
数カ月真面目に練習すれば、きっと結果として表れてくることだと思います。
速弾きの練習として「ひたすら練習する」人も多いと思います。
その練習方法で行き詰っている場合は、思考を変えて課題から考えてみてはいかがでしょうか。
練習フレーズが実践にも使える
この本の速弾きの練習フレーズの中には、スタンダードなものが多くあります。
ですので、そのフレーズを実際の自分の演奏として使うこともできます。
フレーズを練習したついでに、自分のフレーズのパターンとしてストックできるのも嬉しいポイントです。
中級者以上にオススメの速弾き本
速弾きのヒントは多く詰まっていますが、ある程度弾けないとついていくことは困難です。
ハードロック・メタルなどの曲をある程度弾いた経験がない場合は、あまりオススメできません。
経験の少ない方は、最初の方のフレーズで諦めてしまうかもしれません。
中級者以上の人で、速弾きの壁をもう1枚破りたい人に向いている本ではないでしょうか。
速弾きの基本に戻ることが出来、きっと新たな発見が出来ることだと思います。
もちろん瞬間的に上達はできませんので、この本においても継続した練習は必須です。