「ハートに火をつけて(Light My Fire)」は、ドアーズ(The Doors)のデビュー・アルバム「ハートに火をつけて(The Doors)」に収録されています。
「ドアーズ=ハートに火をつけて」をイメージする人も多いように、この曲はドアーズを代表する1曲です。
シングルカットもされ全米で1位にも輝きました。
ドアーズと言えばジム・モリソンが浮かびますが、この曲の多くはギターのロビー・クリーガーが作ったとされています。
そして曲ができた後にジムによって歌詞が書き替えられたと言われています。

ここでは、ドアーズのハートに火をつけて(Light My Fire)だけでなく様々なミュージシャンによるカバーを紹介したいと思います。
演奏するアーティストによって曲の雰囲気も変わってくるのも、カバーの楽しみの一つでもありますね。

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ドアーズのハートに火をつけて(Light My Fire)

まずはオリジナルのドアーズによるハートに火をつけてです。
アルバムバージョンではシングルでは聴けない3分以上の長い間奏が印象的です。
サイケデリック・ロックやジャズ・ロックの初期の代表的作品として歴史的にも重要な作品だと評価されています。

アル・グリーンのハートに火をつけて(Light My Fire)

アル・グリーン(Al Green)のハートに火をつけては、原曲と印象が全く異なります。
グルーブ感に溢れたソウルな音楽が楽しめます。
歌の始まりが「語り」から始まる大胆なアレンジも印象的で、ゆったりと流れる大人な音楽が堪能できます。

スティーヴィー・ワンダーのハートに火をつけて(Light My Fire)

スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)もハートに火をつけてをカバーしています。
アル・グリーン同様、原曲とは全く異なった印象です。
1969年のアルバム「マイ・シェリー・アモール」の中の1曲で、みなさんが想像するこの頃のスティーヴィーの音楽そのものです。
アップテンポで軽快で明るいサウンドが印象的です。

ホセ・フェリシアーノのハートに火をつけて(Light My Fire)

ハートに火をつけては多くのミュージシャンによってカバーされていますが、その中でもホセ・フェリシアーノの演奏は本家ジム・モリソンのお気に入りだったと言われています。
1968年に全米3位となっており、ホセ・フェリシアーノ自身にとっても重要な作品だと言えます。
アコースティックギターとパーカッションによる暖かみがある演奏で、あとからストリングスが加わり曲のスケールが広がっていきます。
ボーカルに被らないアレンジで歌モノとしても十分に楽しめます。

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