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ここでは沖縄県の観光の際に訪れておきたい「銅像」を紹介したいと思います。
歴史上の人物は、そのゆかりの地において銅像となっていることがしばしばあります。
歴史好きとしては「銅像」は外せない観光スポットの一つですね。
是非沖縄観光の際の参考にしていただければと思います。
尚円王像
尚円王生誕580年を記念して平成八年度に開園した「尚円王御庭公園」内に尚円王像はあります。
尚円王(しょうえんおう 1415年~1476年)は、琉球王国・第二尚氏王統の初代国王で、琉球王国の基礎を気付いた人物です。
この伊是名村で生まれたか、伊是名村に流れ着いたと言われています。
この公園には他にも、尚円王のへその緒を埋めたといわれている「みほそ所(尚円王生誕地跡)」があり、尚円王が生まれたときに産湯をつかったといわれる「潮平井」も修復されいます。
住所:沖縄県伊是名村諸見地内
TEL:098-45-2534(伊是名村観光振興課)
オヤケアカハチ像
オヤケアカハチ(遠弥計赤蜂、於屋計赤蜂)は、15世紀末の豪族で困窮に苦しむ農民たちの代表として、琉球王府と戦った八重山の英雄です。
琉球王府の支配から地元民の自治を守ろうとしオヤケアカハチの乱を起こしましたが、中山軍3,000人を前に敗北し討ち取られました。
近くにオヤケアカハチの碑もあります。
住所:沖縄県石垣市大浜 崎原公園内
野國總管像
野國總管(のぐにそうかん 生年不詳~1615年?)は、北谷間切の野国村に生まれ育ちました。
野國總管の功績は何といっても中国の福建省からサツマイモの苗を持ち帰ったことです。
当時の琉球は決して豊かとは言えず多くの人が貧しい生活を送っていました。
野國總管は持ち帰ったイモで栽培をはじめ、イモが琉球の生活を救ってくれたのです。
そのことから野國總管は「芋大主」(ウムウフシュ)という通称でも愛されています。
住所:嘉手納町字嘉手納322番地(野國總管公園)
小渕恵三像
万国津梁館には小渕恵三さんの銅像があります。
「平成」にかわった際に元号を掲げたことでも有名で、第84代内閣総理大臣でもあります。
2000年の沖縄サミット開催の功績からこの像が建てられました。
万国津梁館は沖縄らしい琉球赤瓦の屋根とサンゴ礁からできた琉球石灰岩の壁が特徴的です。
またすぐそばにある海ももちろん美しいです。
住所:沖縄県名護市字喜瀬部瀬名原1792(万国津梁館)