ここでは鹿児島県の観光の際に訪れておきたい「銅像」を紹介したいと思います。

歴史上の人物は、そのゆかりの地において銅像となっていることがしばしばあります。
歴史好きとしては「銅像」は外せない観光スポットの一つですね。
是非鹿児島観光の際の参考にしていただければと思います。

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西郷隆盛像

「現代を見つめる西郷隆盛像」西郷公園

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もはや説明不要だとは思いますが、西郷隆盛は幕末に活躍した薩摩藩士です。
彼らのおかげで今の日本があると言っても過言ではないでしょう。
西郷隆盛の像と言えば東京の上野が有名ですが、こちらの西郷さんはスケールが違います。
何と「高さ10.5メートル、重さ30トン、台座の高さ5メートル」の大きさです。
正式名称は「現代を見つめる西郷隆盛像」と言います。
ちなみに、もともとは京都市の京都霊山護国神社に建立する予定だったそうです。

住所:鹿児島県霧島市溝辺町麓856-1(西郷公園)
・鹿児島空港から徒歩5分
・九州自動車道溝辺鹿児島空港ICから車で約3分

「西郷隆盛像」鹿児島市立美術館前

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こちらは軍装の正装姿の西郷隆盛です。
身長は5メートルほどの大きさです。
彫刻家・安藤照が1937年に作成したもので、西郷のモデルとして元・山形県議の男性が使われたそうです。

住所:鹿児島市城山町(鹿児島市立美術館前)
・鹿児島中央駅より車で5分

大久保利通像(鹿児島中央駅から徒歩)

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西郷隆盛と共に倒幕の中心人物として明治維新を成し遂げたのが大久保利通です。
西郷隆盛・木戸孝允と並び明治維新の3傑とも言われています。
没後100年を記念して制作されたこの像は、明治の風にフロックコートがなびいているのが印象的です。
像の足元には、大久保利通が暗殺された際に一緒に亡くなった馬車夫と馬の像も彫られています。

住所:鹿児島県鹿児島市西千石町1番
・JR鹿児島中央駅から徒歩5分
・市電「高見橋」下車、徒歩1分

若き薩摩の群像(鹿児島中央駅前)

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こちらの像は、日本の開化期に大きな役割を果たした薩摩藩英国留学生をテーマとした「若き薩摩の群像」です。
当時はもちろん鎖国の世でしたので、日本人が外国へ行くことは許されていませんでした。
しかし1863年の薩英戦争でヨーロッパの文明を学ぶ必要性を痛感した薩摩藩は、1865年に藩士17名の留学生を英国に派遣しました。

以下、銅像になっている人物たちですが、テレビドラマで脚光を浴びた五代友厚もここにはいます。
新納久修/町田久成/松木弘安
五代友厚/名越時成/吉田清成
中村博愛/市来和彦/森有礼
村橋直樹/畠山義成/鮫島尚信
田中盛明/東郷愛之進/町田実績
町田清次郎/磯永彦助/高見弥一/堀孝之

住所:鹿児島市中央町1-1(鹿児島中央駅前)

天璋院篤姫像(鹿児島中央駅から徒歩)

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幕末の世で13代将軍徳川家定の正室となり、大奥を取り仕切ったのが天璋院篤姫です。
大河ドラマで放送されてからその知名度は一層高くなりました。
島津氏の拠点となった鶴丸城本丸にあたる黎明館にこの像は建っています。
家定の正室になる前に島津家の養子となった篤姫もここで数カ月間暮らしていたと言われています。

住所:鹿児島市城山町7-2(鹿児島県歴史資料センター黎明館)
・鹿児島中央駅より徒歩15分

その他の鹿児島中央駅そばの銅像

鹿児島中央駅そばには、その他にも多くの銅像があります。

照国神社(鹿児島中央駅徒歩15分)には島津久光と島津斉彬の像があります。
どちらも幕末を語るうえでは外せない人物ですね。

天保山公園(鹿児島中央駅徒歩15分)には調所広郷の像があります。
調所広郷は薩摩藩の家老で藩の財政の再建に貢献しましたが、琉球の密貿易の責任をとって自殺しました。

鹿児島県文化センター(鹿児島中央駅徒歩15分)には小松帯刀の像があります。
小松帯刀も薩摩藩の家老で、薩長同盟や大政奉還のさいに活躍した人物です。
大河ドラマで瑛太が演じたことでも知られています。

坂本龍馬 お龍新婚湯治碑(塩浸温泉龍馬公園)

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坂本龍馬は日本で初めて新婚旅行をした人物とも言われています。
その龍馬が妻・お龍と訪れた場所が霧島です。
園内にはこの像の他にも「龍馬資料館」や「龍馬とお龍の縁結びの足湯」、龍馬が入ったとされる湯舟もあります。

住所:鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606(塩浸温泉龍馬公園)
電話:0995-76-0007
・嘉例川駅から徒歩約40分・車で5分

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