今回は佐賀県出身の歴代プロ野球選手のベストナインを選んでみました。

もちろん9人以外にもプロ野球界で活躍した佐賀県出身の選手はいますので、そちらを含め佐賀を代表するプロ野球選手たちをその後にまとめてみました。
ちなみにアマチュア野球の名監督である原貢、香田誉士史も佐賀県出身です。

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ベストナイン

異論はあるかもしれませんが、このようになりました。

1番 福地 寿樹(ファースト)※
2番 辻 発彦(セカンド)
3番 緒方 孝市(センター)
4番 長野 久義(ライト)
5番 永渕 洋三(レフト)
6番 高須 洋介(サード)
7番 永尾 泰憲(ショート)
8番 實松 一成(キャッチャー)
9番 権藤 博(ピッチャー)

福地 寿樹はファーストで3試合出場経験あり。

投手

権藤 博(ごんどう ひろし、1938年12月2日 - )

「権藤、権藤、雨、権藤」でお馴染みの大投手です。
入団1年目(1961年)35勝、2年目30勝と驚異の勝ち星を重ねました。
その後は投げ過ぎにより故障し通算82勝におわっています。

佐賀県立鳥栖高等学校
ブリヂストンタイヤ
中日ドラゴンズ (1961 - 1968)

権藤 正利(ごんどう まさとし、1934年5月1日 - )

通算117勝をマークした往年の名投手です。
1953年に新人王を、1967年に最優秀防御率を獲得しました。

柳川商業高等学校
大洋松竹ロビンス
洋松ロビンス
大洋ホエールズ (1953 - 1963)
東映フライヤーズ (1964)
阪神タイガース (1965 - 1973)

新谷 博(しんたに ひろし、1964年7月14日 - )

1994年に最優秀防御率を獲得しました。
通算238試合に登板し54勝をあげています。

佐賀県立佐賀商業高等学校
駒澤大学
日本生命
西武ライオンズ (1992 - 1999)
日本ハムファイターズ (2000 - 2001)

捕手

實松 一成(さねまつ かずなり、1981年1月18日 - )

阿部慎之助に次ぐ2番手捕手として長年巨人を支え続けています。
2015年までに477試合出場しています。

佐賀学園高等学校
日本ハムファイターズ
北海道日本ハムファイターズ (1999 - 2006)
読売ジャイアンツ (2006 - )

内野手

辻 発彦(つじ はつひこ、1958年10月24日 - )

二塁手として歴代最多の8度のゴールデングラブ賞を受賞している、まさに守備職人です。
1993年には首位打者と最高出塁率も獲得し、ベストナインにも5度選ばれています。
通算1562試合に出場し1462安打を放ちました。

佐賀県立佐賀東高等学校
日本通運
西武ライオンズ (1984 - 1995)
ヤクルトスワローズ (1996 - 1999)

小川 浩一(おがわ こういち、1965年5月10日 - )

通算772試合に出場し439安打を放ちました。
守備職人ではありませんでしたが、内野の全ポジションと外野を経験しています。

佐賀学園高等学校
日本鋼管福山
日本ハムファイターズ (1988 - 1998)
福岡ダイエーホークス (1999)

高須 洋介(たかす ようすけ、1976年2月9日 - )

野村克也の命名した「必殺仕事人」の愛称で親しまれ、楽天の選手会長も務めました。
二塁手、三塁手、遊撃手として活躍しました。
通算1134試合に出場し925安打を放ちました。

金沢高等学校
青山学院大学
近鉄バファローズ/大阪近鉄バファローズ (1998 - 2004)
東北楽天ゴールデンイーグルス (2005 - 2013)

永尾 泰憲(ながお やすのり、1950年5月2日 - )

通算1114試合に出場し610安打を放ちました。
二塁手、遊撃手として活躍しました。

佐賀県立佐賀西高等学校
いすゞ自動車
ヤクルトスワローズ (1973 - 1978)
近鉄バファローズ (1979 - 1981)
阪神タイガース (1982 - 1987)

外野手

緒方 孝市(おがた こういち、1968年12月25日 - )

盗塁王を3回(1995年 - 1997年)、ゴールデングラブ賞を5回(1995年 - 1999年)獲得した広島を代表するプレーヤーです。
通算1808試合に出場し、1506安打を放ちました。

佐賀県立鳥栖高等学校
広島東洋カープ (1987 - 2009)

長野 久義(ちょうの ひさよし、1984年12月6日 - )

首位打者(2011年)、最多安打(2012年)、新人王(2010年)、ベストナイン3回(2011年 - 2013年)、ゴールデングラブ賞3回(2011年 - 2013年)を獲得している巨人の中心選手です。
2015年までに816試合に出場し876安打を放っています。

筑陽学園高等学校
日本大学
Honda
読売ジャイアンツ (2010 - )

加藤 博一(かとう ひろかず、1951年10月9日 - 2008年1月21日)

1年を通してレギュラーとして活躍した年は少なかったですが、16年に渡ってプロ野球界で活躍しました。
通算1063試合に出場し628安打を放ちました。

佐賀県立多久工業高等学校
西鉄ライオンズ/太平洋クラブライオンズ (1970 - 1975)
阪神タイガース (1976 - 1982)
横浜大洋ホエールズ (1983 - 1990)

岸川 勝也(きしかわ かつや、1965年4月24日 - )

通算744試合に出場し476安打を放ちました。
左翼手、三塁手、一塁手として活躍しました。

佐賀県立佐賀北高等学校
南海ホークス/福岡ダイエーホークス (1984 - 1994)
読売ジャイアンツ (1994 - 1997)
横浜ベイスターズ (1998)

中島 輝士(なかしま てるし、1962年7月27日 - )

外野手、一塁手、三塁手として活躍しました。
通算651試合に出場し453安打を放ちました。

柳川高等学校
プリンスホテル
日本ハムファイターズ (1989 - 1995)
近鉄バファローズ (1996 - 1998)

永渕 洋三(ながふち ようぞう、1942年5月4日 - )

水島新司の漫画「あぶさん」の主人公・景浦安武のモデルとして知られている選手です。
酒豪で、試合後に飲みに出かけ、二日酔いで次に日の試合に出場することは日常茶飯事だったそうです。
通算1150試合に出場し962安打を放ちました。

佐賀県立佐賀高等学校
東芝
近鉄バファローズ(1968 - 1975)
日本ハムファイターズ(1976 - 1979)

福地 寿樹(ふくち かずき、本名:福地 和広(ふくち かずひろ)、1975年12月17日 - )

通算1009試合に出場し650安打を放ちました。
外野手、二塁手として活躍しました。
2008年、2009年に盗塁王に輝いています。

佐賀県立杵島商業高等学校
広島東洋カープ (1994 - 2005)
西武ライオンズ (2006 - 2007)
東京ヤクルトスワローズ (2008 - 2012)

山口 裕二(やまぐち ゆうじ、1965年7月5日 - )

通算487試合に出場し166安打を放ちました。

龍谷高等学校
南海ホークス/福岡ダイエーホークス (1984 - 1998)

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