今回は鹿児島県出身の歴代プロ野球選手のベストナインを選んでみました。

もちろん9人以外にもプロ野球界で活躍した鹿児島県出身の選手はいますので、そちらを含め鹿児島を代表するプロ野球選手たちをその後にまとめてみました。
ちなみにBaseballを野球と初めて訳したと言われる中馬庚も鹿児島県出身です。

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ベストナイン

異論はあるかもしれませんが、このようになりました。

1番 川﨑 宗則(ショート)
2番 黒江 透修(セカンド)
3番 井上 一樹(ファースト)※
4番 福留 孝介(ライト)
5番 赤田 将吾(レフト)
6番 大和(前田 大和)(センター)
7番 飯山 裕志(サード)
8番 鶴岡 慎也(キャッチャー)
9番 北別府 学(ピッチャー)

井上 一樹は少しではありますがファーストで出場した経験があります。

投手

北別府 学(きたべっぷ まなぶ、1957年7月12日 - )

抜群のコントロールで精密機械と呼ばれた広島の大エースです。
最多勝2回、最優秀防御率1回、最高勝率3回、MVP1回、沢村賞2回、最優秀投手2回、ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞1回と輝かしい実績を誇ります。
オールスターにも7度選ばれ、2012年には野球殿堂に競技者表彰で選ばれました。
通算515試合に登板し213勝をあげています。

宮崎県立都城農業高等学校
広島東洋カープ (1976 - 1994)

中﨑 翔太(なかざき しょうた、1992年8月10日 - )

ここ数年で頭角を現しはじめ、カープのブルペンには欠かせない選手へと成長しました。
2015年までに130試合に登板し、2016年も素晴らしい活躍を見せています。

日南学園高等学校
広島東洋カープ (2011 - )

外木場 義郎(そとこば よしろう、1945年6月1日 - )

3度のノーヒットノーラン(完全試合1試合)を達成した往年の名投手です。
1975年に20勝をあげ、最多勝、最優秀投手、ベストナイン、沢村賞を獲得しています。
その他にも1968年には最優秀防御率を獲得しました。
通算445試合に登板し131勝をあげています。
2013年にはエキスパート部門表彰で野球殿堂入りも果たしました。

鹿児島県立出水高等学校
電電九州
広島カープ/広島東洋カープ (1965 - 1979)

定岡 正二(さだおか しょうじ、1956年11月29日 - )

1981年に11勝、1982年に15勝をあげた投手で、通算215試合に出場し51勝をあげています。
三兄弟の次男で、3人ともプロ野球選手になっています。

鹿児島実業高等学校
読売ジャイアンツ (1975 - 1985)

木佐貫 洋(きさぬき ひろし、1980年5月17日 - )

入団1年目に新人王を獲得した活躍が印象的で、通算215試合に登板し62勝をあげています。

鹿児島県立川内高等学校
亜細亜大学
読売ジャイアンツ (2003 - 2009)
オリックス・バファローズ (2010 - 2012)
北海道日本ハムファイターズ (2013 - 2015)

田之上 慶三郎(たのうえ けいさぶろう、1971年9月17日 - )

2001年に13勝をあげ城島健司と共に最優秀バッテリー賞を受賞しました。
通算153試合に登板し39勝をあげています。

指宿市立指宿商業高等学校
福岡ダイエーホークス
福岡ソフトバンクホークス (1990 - 2007)

鹿島 忠(かしま ただし、1961年10月7日 - )

主に中継ぎとして通算405試合に登板しました。

鹿児島実業高等学校
鹿児島鉄道管理局
中日ドラゴンズ (1983 - 1996)

榎田 大樹(えのきだ だいき、1986年8月7日 - )

2010年ドラフト1位で、さらなる活躍が期待される投手です。
1,2年目は中継ぎとして大活躍しました。
2015年までに通算158試合に登板しています。

小林西高等学校
福岡大学
東京ガス
阪神タイガース (2011 - )

永射 保(ながい たもつ、1953年10月3日 - )

1979~1981年にかけてそれぞれ63試合56試合61試合登板と大車輪の活躍をしました。
通算で606試合に登板しています。
オールスターにも2度選ばれました。

指宿市立指宿商業高等学校
広島東洋カープ (1972 - 1973)
太平洋クラブライオンズ/クラウンライターライオンズ/西武ライオンズ (1974 - 1986)
横浜大洋ホエールズ (1987 - 1988)
福岡ダイエーホークス (1989 - 1990)

捕手

鶴岡 慎也(つるおか しんや、1981年4月11日 - )

日ハムでは選手会長を務め、2012年にはベストナイン、ゴールデングラブ賞、最優秀バッテリー賞を獲得しました。
ドラフト8位で入団しながらも、これまでで実働11年を記録しオールスターにも2度選ばれています。
2015年までに通算921試合に出場し500安打を放っています。

樟南高等学校
三菱重工横浜硬式野球クラブ
日本ハムファイターズ/北海道日本ハムファイターズ (2003 - 2013)
福岡ソフトバンクホークス (2014 - )

内野手

川﨑 宗則(かわさき むねのり、1981年6月3日 - )

誰もが応援したくなるプレーヤー「ムネリン」です。
日本では盗塁王1回、最多安打1回、ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞2回を獲得しましたが、メジャーでは苦戦が強いられています。
また絶大な人気を誇り日本時代にはオールスターに8度選ばれています。
2015年までにNPB:1145試合1343安打/MLB:262試合143安打の記録を残しています。

鹿児島県立鹿児島工業高等学校
福岡ダイエーホークス/福岡ソフトバンクホークス (2000 - 2011)
シアトル・マリナーズ (2012)
トロント・ブルージェイズ (2013 - 2015)
シカゴ・カブス (2016 - )

黒江 透修(くろえ ゆきのぶ、1938年12月12日 - )

165cnと小柄ながら1968年にはベストナインも獲得した往年の巨人軍の内野手(ショート・セカンド)です。
通算1135試合に出場し923安打を放ちました。

鹿児島高等学校
杵島炭鉱
日炭高松
立正佼成会
読売ジャイアンツ (1964 - 1974)

飯山 裕志(いいやま ゆうじ、1979年7月13日 - )

ショート、サードの他、セカンド・外野も守れるユーティリティプレーヤーとして日ハムのベンチを支えています。
2015年までに通算865試合に出場し149安打を放っています。

れいめい高等学校
日本ハムファイターズ/北海道日本ハムファイターズ (1998 - )

外野手

福留 孝介(ふくどめ こうすけ、1977年4月26日 - )

日本のプロ野球史上に残る外野手です。
首位打者2回、最高出塁率3回、MVP1回、ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞5回を獲得しています。
また日本だけでなくメジャーでもオールスターに出場している数少ない選手です。
2016年6月25日の広島戦(マツダスタジアム)で日米通算2000本安打を達成しました。

PL学園高等学校
日本生命
中日ドラゴンズ (1999 - 2007)
シカゴ・カブス (2008 - 2011)
クリーブランド・インディアンス (2011)
シカゴ・ホワイトソックス (2012)
阪神タイガース (2013 - )

井上 一樹(いのうえ かずき、1971年7月25日 - )

中日一筋で実働17年を記録し、2006年、2007年には選手会長を務めました。
通算1215試合に出場し863安打を放っています。

鹿児島市立鹿児島商業高等学校
中日ドラゴンズ (1990 - 2009)

赤田 将吾(あかだ しょうご、1980年9月1日 - )

通算913試合に出場し643安打を放ちました。
また西武時代には選手会長も経験しました。

日南学園高等学校
西武ライオンズ/埼玉西武ライオンズ (1999 - 2009)
オリックス・バファローズ (2010 - 2012)
北海道日本ハムファイターズ (2013 - 2014)

大和/前田 大和(まえだ やまと、1987年11月5日 - )

内野も外野も一流の守備で阪神を支える守備のスペシャリストです。
2014年に外野手としてゴールデングラブ賞を獲得しました。
2015年までに通算651試合に出場し381安打を放っています。

樟南高等学校
阪神タイガース (2006 - )

横田 慎太郎(よこた しんたろう、1995年6月9日 - )

2013年 ドラフト2位
身体能力の高い、これからの活躍が期待される阪神の注目若手プレーヤーです。

鹿児島実業高等学校
阪神タイガース (2014 - )

松山 竜平(まつやま りゅうへい、1985年9月18日 - )

「鹿児島のじいちゃんばあちゃん、俺やったよ!」でお馴染みのカープの外野手です。
2015年までに通算421試合に出場し316安打を放っています。
外野手の他に、一塁手としても出場しています。

鹿屋中央高等学校
九州国際大学
広島東洋カープ (2008 - )

亀山 努(かめやま つとむ、1969年7月2日 - )

実働8年で377試合の出場ながら、野球ファンの記憶に強く残っているプレーヤーです。

鹿屋中央高等学校
阪神タイガース (1988 - 1997)

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