「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」はイギリスの音楽グループ、ワム!(Wham!)が1984年にリリースした曲です。

1983年リリースのアルバム「Fantastic」はイギリスで1位を獲得し、1984年にリリースしたアルバム「Make It Big」はイギリスに加えアメリカでもチャートで1位を記録していました。
「Make It Big」からシングルカットされた「Careless Whisper」も英米共に1位を獲得しました。
この乗りに乗っている時期にワム!がクリスマスに合わせてリリースしたのが「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」です。

ここではそんな世界中でクリスマスになると流れているこの曲のオリジナルとカバーの聴き比べをしてみたいと思います。

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ワム!の「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」


まずはオリジナルであるワム!の「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」です。
日本でも大ヒットし日本の洋楽チャートではなんと通算30週において1位を獲得しました。
クリスマスをテーマとした温かいサウンドの曲ですが、歌詞の内容は失恋をテーマとしています。

アリアナ・グランデの「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」


来日しコンサートをおこないメディアに登場するなど、日本でも人気のアリアナ・グランデ(Ariana Grande)による「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」です。
キュートな外見だけではなく確かな歌唱力で世界中に多くのファンがいます。
日本ではNHKでも放送されているドラマ「サム&キャット」では女優としても出演していることで日本でもお馴染みかもしれません。
こちらは2014年のマイケル・ブーブレ(Michael Bublé)のクリスマスコンサートでの映像です。

テイラー・スウィフトの「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」


テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」もオリジナルの雰囲気を活かしたアレンジで美しく聴かせてくれています。
イントロからの少し歪んだギターが明るい音楽に哀愁を混ぜてくれているような気がします。
彼女の祖母はオペラ歌手だそうで、その遺伝子を確実に受け継いでいる美しい声を聴かせてくれます。
2010年以降4度来日し、日本のファンも楽しませてくれています。

マリオ・ビオンディの「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」


雰囲気をガラリと変えて聴いてみたいのであればマリオ・ビオンディ(Mario Biondi)の「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」がオススメです。
2メートルを超える身長でイタリアで人気の彼の声は、低音ながらもキラリと光る輝きをもった素晴らしい声です。
ポップス歌手の息子として生まれた彼は、生まれたときから音楽が近くにあり、小さいときにはコーラス隊などで歌っていたそうです。

押尾コータローの「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」


最後は日本を代表するギタリストの押尾コータローによる「ラスト・クリスマス(Last Christmas)」です。
メロディーが美しい曲はギター1本による演奏でも魅力が十分に伝わります。
もちろん押尾コータローの演奏が素晴らしいことは言うまでもありません。
この曲は2006年にリリースされたベストアルバムにも収録されています。

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