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「Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)」はクイーン(Queen)の数ある名曲の中の1曲です。
フレディ・マーキュリーが作詞作曲し、1975年にリリースされたアルバム「A Night at the Opera(オペラ座の夜)」に収録されています。
このアルバムは当時のイギリスのポピュラー・ミュージック史上で最も制作費がかかったといわれていおり、クイーンがイギリスで初めてチャート1位を獲得した記念のアルバムでもあります。
「ボヘミアン・ラプソディ」はシングルカットされ、イギリスチャートで9週連続で1位を獲得し、ギネス社が2002年に行った「英国史上最高のシングル曲」の調査ではなんと1位に輝きました。
ここではそんな「Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)」のオリジナルとカバーを聴き比べてみたいと思います。
クイーンの「Bohemian Rhapsody」
まずはオリジナルのクイーンによる「Bohemian Rhapsody」です。
冒頭の声によるハーモニーはいつ聴いても新鮮さが失われず、地上と天がつながるような美しい音色です。
フレディ・マーキュリーの声なしでは語れない名作の一つだと思います。
エルトン・ジョンとアクセル・ローズの「Bohemian Rhapsody」
イギリスの偉大なシンガーソングライターであるエルトン・ジョンも「Bohemian Rhapsody」を歌っています。
声の音域がそう広くないエルトンですので、必然と曲の雰囲気は変わってしまいますね。
後半はガンズ・アンド・ローゼズのボーカリストであるアクセル・ローズがその独特な声で歌いあげてくれています。
こちらはフレディ・マーキュリーのトリビュートライブの様子です。
MO5AICの「Bohemian Rhapsody」
アメリカの小ビジネスで活躍している5人組のボーカルグループ、MO5AICの「Bohemian Rhapsody」は聴きごたえ抜群です。
もちろん声がドラムやギター、ピアノなどの楽器の役割も果たしているわけですが、楽器の役割と同時に声の魅力も存分に伝えてくれています。
男性の声から様々な音色が飛び出てきますので、是非最後まで聴いてみてください。
The Ten Tenorsの「Bohemian Rhapsody」
「Bohemian Rhapsody」も例外ではなく、クイーンの曲はクラシックのスタイルが混ざってもとても美しく反応してくれます。
The Ten Tenorsは「TTT」や「The TEN」の愛称で親しまれているオーストラリアのボーカルアンサンブルグループです。
彼らはQueenの他にもMeat Loaf、AC/DC、Aerosmith、Leonard Cohenなど様々なアーティストのカバーをしています。
ブロードウェイをはじめとした世界中で活躍しており、多い時には年間約250ものステージをもこなしています。
デーモン小暮の「Bohemian Rhapsody」
最後は日本からデーモン小暮による「Bohemian Rhapsody」です。
クイーンはよくクラシックとロックが融合した音楽と言われますが、こちらの演奏はクラシックとロックが喧嘩しあっている演奏にも聴こえてきます。
バンドサウンドと、100%クラシカルな声が混じり合うのはなかなか大変なようです。
寛大な心とお祭り気分で聴いてみてください。