集合住宅では音量の制限などがあり、生ピアノはなかなか置けません。
そして、省スペースにこしたことはありません。
選択肢は自然と電子ピアノとなります。

電子ピアノはピアノに比べれば安いですが、それでも高い買い物です。
買い物に失敗はしたくないですよね。

「楽器関係にそんなに詳しくないんだけど、それなりのが欲しい」
「できれば場所もとらない方がいい」
と言う方には、ヤマハのP-255がオススメです。

P-255の使用した感想を少し書いてみようと思います。

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生ピアノの音色に近い

色々なメーカーから電子ピアノは出されていますが、メーカーそれぞれに音色の特徴があります。
電子ピアノを生ピアノの代用として考えるのならば、ヤマハがおすすめです。

アタックの音や、その後の音の伸びなどはヤマハならではの美しい音色です。

元々ヤマハのPシリーズは素晴らしい音を奏でていたのですが、すこしモワッとするところがありました。
その点も、P-250では改善されています。

ピアノのタッチも素晴らしい

またピアノのタッチも生ピアノと近いものがあります。
他の電子ピアノと比べて、ずっしり感がより生に近いです。
鍵盤の戻りも早いのでありがたいです。
もちろん、さすがに同じというわけにはいきません。
生ピアノを弾いたときに多少の違和感は感じます。

とは言っても、電子ピアノでこのクオリティーは十分です。
子供にピアノを習わせたいけど生ピアノは置けない
という方には、オススメです。

スピーカーは合格点

ピアノの音が出るスピーカーに関しては、
うん、こんなものか
という感想です。

ですが、決して悪いわけではありません。
家で練習や演奏をする分には満足させてくれるレベルです。

10万円クラスの生ピアノの代用として

良いことばかり書きましたが、何十万円もする電子ピアノには及びません。
何十万円の電子ピアノはもちろん素晴らしいですが、個人的には電子ピアノならP-255クラスで十分だと感じます。

ちなみに、
「本格的にピアノを習いたい、習わせたい。」
方は初めから電子ピアノではなく生ピアノを使ってください

P-255は生ピアノの代用としては素晴らしいですが、いわゆるシンセサイザーのように様々な音色や機能を備えているわけではありません。

あくまで、生ピアノの代用としてはオススメです。

「ピアノ以外の音色もたくさん欲しい」
「色いろな機能もほしい」
という方は他の商品を候補に入れたほうがいいと思います。

ライブでの持ち運びも可能とはあるが…

形がポータブルタイプになっているので一応ライブへ持ち運ぶこともできます。
ただし、一応です。

重さが約17kgあります。
一度ならともかく定期的に持ち運ぶにはかなりの体力が必要な重さです。
移動距離がほとんどなく、かつ車で持ち運べる場合以外はオススメはできません。

しかし、ライブハウスの電子ピアノは好みが合わないものも多いので、持っていきたくなるかもしれません…。

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