秋は夏の紫外線などのダメージで一年で最も髪が抜けやすい季節です。
気づけば髪が薄くなっていることもあるかもしれません。
男性だけでなく、最近では薄毛は女性でも悩む方は増えています。
また白髪が気になる人も同様にいると思います。
髪の色で、老けたり若くみえたりします。
今回は髪の毛について取り上げてみようと思います。
髪の毛の噂
髪の毛には様々な噂があります。
その数々の噂について、まずは確認していきましょう。
ワカメを食べると髪が増える
まずは
「ワカメを食べると髪が増える」
ということです。
この噂は有名ですね。
しかし、これは嘘の情報です。
ワカメの見た目のイメージから来ているのかもしれません。
薄毛の人は性欲が強い
「薄毛の人は性欲が強い」ということも時々言われます。
これも残念ながら嘘です。
薄毛になる理由は毛根にあるレセプターが関係していると言われています。
男性ホルモンと酵素で作られるDHTとレセプターが結合すると髪の毛の成長が止まるそうです。
この話が
男性ホルモン=薄毛
になります。
この話が大きくなって
薄毛=性欲が強い
になったのかもしれませんね。
白髪を抜くと増える
「白髪を抜くと増える」という噂は嘘です。
白髪をずっと抜いていると、そこか生えてこなくなります。
白髪と薄毛なら、白髪の方がいい気がします。
白髪も大切にあつかいましょう。
薄毛も白髪も遺伝
「薄毛と白髪は遺伝する」
これだけは残念ながら本当です。
薄毛の遺伝子は母親から受け継がれます。
母親の親戚に薄毛の人がいると、その人自身も薄くなる傾向があるそうです。
薄毛のチェックポイント
薄毛で悩んでいる方は、毎日髪がどれだけ抜けているかではなく、その髪の毛の質をチェックしてみてください。
実は髪の毛の抜ける本数はそれほど大切ではないそうです。
抜けている髪の毛が長ければOKです。
反対に短い場合は気をつける必要があります。
髪の毛が成長しきらないうちに抜けてしまっているのです。
これは薄毛への危険信号と言えます。
髪の毛の成長期は2年〜6年あると言われますが、この成長期が半年〜1年ほどになる場合があります。
これが薄毛につながります。
薄毛と白髪に共通のポイント
では薄毛や白髪をどうやって防げばいいのか。
薄毛も白髪も同じことが大切です。
それは「血流」です。
血流は頭皮の硬さに表れます。
弾力性のある頭皮を保つことが鍵となります。
それには優しく丁寧にシャンプーをする必要があります。
薄毛、白髪に効果的なシャンプー
では、薄毛や白髪に効果的なシャンプー方法を紹介します。
髪の洗い方
まずシャンプーは500円玉くらいの大きさで出します。
そのあと手のひらでなじませた後に、髪の毛につけて泡だてます。
そこから1〜2分、指の腹で髪全体をもみ洗いします。
ここで皮脂を落とすわけです。
続いて2回目のシャンプーに突入です。
一回目と同様に髪を泡立てたら、横と後ろを洗います。
心臓に近い横と後ろを先に洗うことで、血液の循環を良くします。
末端の頭のてっぺんに血液を送るわけです。
こすったり滑らせると髪の毛が抜けてしまいます。
頭皮のみを動かして洗いましょう。
「頭皮のみを動かす」がポイントです。
髪のすすぎ方
髪を流すときもゴシゴシしてはいけません。
頭皮を動かしながら汚れをとっていくようにしましょう。
指の腹を使って優しく流しましょう。
シャワーを頭皮に当てるのも効果的です。
時間としては2分程でいいかと思います。
髪を乾かすとき
髪を乾かすときもゴシゴシしてはいけません。
頭皮を揉み込んだり、指で叩くようにおこなってください。
全体として、ゴシゴシせずに頭皮に優しく刺激を与えるのがポイントですね。
髪をこするのではなく、マッサージしていると考えればイメージがつきやすいかもしれません。
血流を良くすれば薄毛・白髪に効果的になるわけです。
ちなみに頭皮が弱酸性ですので、弱酸性のシャンプーが刺激が少なくてオススメです。
ノンシリコンのほうが、薄毛には良いこともよく言われますね。
正しいシャンプーをおこなって、薄毛・白髪対策を是非おこなってください!