書店に行くと、数多くの音楽系の教則本が並んでいます。
その中でもピアノの教則本は特に多くの種類があります。

つい多くの本が欲しくなってしまいますが、できれば自分に合った本でじっくりと勉強したいものです。

ここでは
「本当に役立つ! ピアノ練習法74 17人の指導者が実践する最強のトレーニング (CD付き) (ピアノスタイル)」
の紹介をしたいと思います。

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本当に役立つ! ピアノ練習法…のオススメポイント

・それぞれのテーマが簡潔にまとめられており、イラスト付きで見やすい。

・課題ごとに気になった部分だけでも、読む価値はある。

・同じようなメッソドで複数の専門家の意見が参考にできる。

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本当に役立つ! ピアノ練習法…の気になるポイント

・譜面が小さく少し見づらい。

・対象者のレベル(初心者・中級者・上級者)が明確ではない。

・完全な初心者にはオススメできない。

・多くの専門家が書いているため、意見は一つに統一されていない。

自分の課題に気付かせてくれる教則本

この教則本はピアノについてテーマごとの練習法が書かれています。
「指使い」「効率的な弾き方」「譜読み・暗譜の方法」など基礎的なことから、「トリル・跳躍・スタッカートでの弾き方」などの場面ごとの奏法まで多くの範囲を網羅しています。
またテクニックだけではなく、「見せ方」「コンディションの整え方」などの内面的な部分まで触れられています。

様々な専門家の意見が聴ける

様々なピアノの専門家の意見が書かれていますので、それを読むだけでも参考になると思います。
ピアノを習っている方も、通常は1人の先生に習っていることがほとんどです。
この本により違った角度からのヒントも得られるかもしれません。

多くのプロの発想がひとまとめになっているのを読むだけでも面白いですよ。
「この考え方は自分と同じだ!」
「これは自分と考え方が違うな。ひょっとしたら今まで勘違いしていたかもしれない。」
など気付かなかったことにも気づかせてくれます。

簡潔で分かりやすいのも特徴

いずれも短いページでイラスト入りで簡潔にまとまられていますので、比較的飽きずに読むことが出来ると思います。
またテーマごとに分かれていますので、自分の気になる部分だけを読んでも十分参考になると思います。

ただ「まだほとんどピアノが弾けない」初心者の方には、オススメできません。
「ある程度弾けるようになって課題を探したい」初心者~中級者の方に、オススメです。

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