書店に行くと、数多くの音楽系の教則本が並んでいます。
その中でもピアノの教則本は特に多くの種類があります。
つい多くの本が欲しくなってしまいますが、できれば自分に合った本でじっくりと勉強したいものです。
ここでは「からだで変わるピアノ」の紹介をしたいと思います。
「からだで変わるピアノ」のオススメポイント
・自分に合った心地よい弾き方のヒントが書かれている。
・専門用語などは多用せず、わかりやすい言葉で書かれている。
・レベルを問わず、「読み物」として読める。
・ピアノを弾くと「手が疲れる」方にオススメできる。
「からだで変わるピアノ」の気になるポイント
・具体的テクニックの教則本ではない。
・楽譜などの実例を用いた解説はない。
ピアノが大好きな方ほど読んでほしい本
この本は、頑張りすぎずに「心地よい弾き心地」を目指した本です。
頑張りすぎず自然に心地よくピアノを弾く
ピアノを真面目に練習していくと必ず壁にぶつかります。
それは、テクニックだけでなく精神的にも言えることです。
精神的に頑張りすぎずて、自然にピアノが弾けなくなることはよくあります。
そのようなときにオススメできるのが、この「からだで変わるピアノ」です。
身体的にも精神的にも、演奏に対する正しい考え方、取り組み方に気付かせてくれることだと思います。
この本には、ピアノを弾くときの身体の感覚やイメージがわかりやすく書かれています。
指先だけでなく、他の身体の部分・動きにも焦点が当てられていますので、違った観点でのピアノの弾き方が見えてきます。
またピアノと向き合う姿勢についても書かれており、新たな発見ができることだと思います。
ピアノに真剣な方こそオススメ
ピアノに対して真剣な方ほど、一度読んでみてはいかがでしょうか。
新たなピアノの取り組み方を発見することで、より楽しくピアノと向き合えるようになるかもしれません。
ただただ一生懸命ピアノを弾くスタイルから、自然に楽に弾ける自分に合ったピアノのスタイルへのヒントが書かれています。
自分のピアノのスタイルを確立している方は、読む必要はないかもしれません。
どちらかというと初心者・中級者の方が対象で、ピアノに真面目に取り組む中で悩んでいる方にオススメできる本です。
また「長い間趣味としてピアノを弾き続けている方」なども、面白い発見が出来るので読んでみる価値があると思います。
「ピアノが上達しない」
「ピアノを弾くと手が疲れる/痛くなる」
「精神的に長時間ピアノが弾けない」
などの悩みがある人は特に読んでみてはいかがでしょうか。