書店に行くと、数多くの音楽系の教則本が並んでいます。
その中でもピアノの教則本は特に多くの種類があります。
つい多くの本が欲しくなってしまいますが、できれば自分に合った本でじっくりと勉強したいものです。
ここでは「ピアノソロ これなら弾ける!! ジャズ・ピアノ」の紹介をしたいと思います。
「これなら弾ける!! ジャズ・ピアノ」のオススメポイント
・初心者がジャズの雰囲気を味わうにはオススメの本である。
・ジャズのリズムパターンに馴染める。
・センスの良いシンプルなアレンジでボイシングなども参考になる。
・すべてはないが、CDで実際の収載曲が演奏されている。
「これなら弾ける!! ジャズ・ピアノ」の気になるポイント
・本格的なジャズの勉強には向いていない。
・後半は難易度が高めである。
「初心者でもジャズが楽しめる」練習本
この本は、初心者がジャズピアノのコツを簡単に学習したいときにオススメできる本です。
CDに13曲の模範演奏も収録されていますので、参考にすることができます。
曲も弾いていても聴いていても楽しくなるような、スタンダードな名曲揃いです。
弾けるようになって友人などに披露するときに、恥ずかしくない曲選なのも嬉しいですね。
レベルごとに楽しめるアレンジ
すべてはありませんが、アレンジも「初心者バージョン」「中級者バージョン」とありますので自分に合ったバージョンを選ぶことが出来ます。
「初心者バージョン」でも、すぐにぱぱっと弾けるようなレベルではありませんので、楽しみながらじっくりと練習できます。
一つ一つの曲のアレンジも、おしゃれな素晴らしい演奏に仕上がってます。
またジャズのリズムパターンを弾き慣れていくことにより、ジャズの楽しさが少しずつわかってくると思います。
本格的な学習はできない
一方この本により、「コード進行」「アドリブ」など具体的なことはあまり学べません。
本格的にジャズを学ぶのであれば、基礎からしっかりと学習したほうがいいかもしれません。
あくまで「気軽にジャズが楽しめる」本だと思います。
ただ気軽にジャズが楽しめますので、クラシックピアノを勉強したか方がジャズのテイストを少し勉強したいぐらいの場合は参考になると思います。
収載曲
星に願いを/聖者の行進/いつか王子様が/大きな古時計/テイク・ファイブ
モーニン/アイ・ガット・リズム/虹の彼方に/ワルツ・フォー・デビイ
見上げてごらん夜の星を/私のお気に入り/サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー
ウェーブ/マイ・フーリッシュ・ハート/主よ、人の望みの喜びよ~カンタータ第147番より
バードランドの子守唄/我が心のジョージア/フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン/枯葉