日々の暮らしを充実させるのに健康はとても大きな要素の一つです。
しかし、不眠・イライラ・身体がだるいなど「病気ではないけど体調がすぐれない」ときが皆さんもあるのではないでしょうか。
このような
「病気ではないけど体調不良」
「なんか調子が悪い!」
ときの予防について今回は考えていきたいと思います。
原因はホルモン
はっきり病気だと分かれば、病院に行って薬や治療をしてもらうのが一番です。
しかし、なんとなく体調が悪いというのは人間本来の活動性が落ちているということになります。
生理機能を一定に保つことができていない状態にあるのです。
この人間本来の活動性を高めるには、ホルモンに目を向ける必要があります。
その中でも、特に性ホルモンが重要です。
性ホルモンの不規則な分泌が体調に悪影響
性ホルモンを正常に分泌させることで、体調不良の改善が期待できるそうです。
女性に絞って見てみます。
女性は30代後半から徐々に卵巣の機能が衰え始め、女性ホルモンの量が減っていきます。
さらに加齢と共に卵巣の血行も悪くなり、分泌そのものも不規則になってしまいます。
この二つが重なると更年期障害が起こりうるそうです。
病院ではないのに体調が良くないときも、このことが原因の可能性があります。
性ホルモンが足りなくなってくると
「睡眠が持続できない」
ということも起こるそうです。
性ホルモンの分泌を改善することで、睡眠の質も上げられるかもしれません。
自転車で性ホルモンの分泌を規則化
この性ホルモンの分泌を規則的にするためには、卵巣の血行をよくすることが大切です。
そのために、股関節や腹筋など卵巣の近くの部分をよく動かす運動を取り入れましょう。
自転車に乗るだけでも血行はよくなるそうですよ。
そのときには、サドルは高めに設定します。
そして、出来るだけ軽いギアでテンポを早めにして漕いで下さい。
ちょっとでも重いと思ったら軽くして下さい。
軽くして継続して自転車を漕ぐことで、股関節や骨盤、コアマッスル全体の筋肉に刺激が入り血行がよくなります。
他にも階段の上り下りや、スクワットも効果的です。
ちなみに男性も50歳周辺で血行が悪くなり、男性ホルモンに悪影響が出ます。
ですので、男性の場合もただいまと同じ方法で血流を良くすることで体調の改善が期待できます。
男性の更年期障害予防もとても大切です。
男性も更年期障害になると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが増加したり、肥満やウツになることもあるそうです。
自転車に乗る人は、健康ブームもあり最近ではかなり増えてきています。
性ホルモンの分泌にも好影響を与えていたのですね。
運動は大切だと言うことを、あらためて感じました。
運動の大切さをお話ししましたが、健康は食事の面でも考えていく必要があります。
ナスで体調不良を改善
「病院ではないのに体調不良」
の方にオススメの食材にナスが挙げられます。
ナス以外でも抗酸化作用のある食材がオススメです。
カボチャに含まれるβカロチンも有名ですね。
色の濃い野菜に多く含まれている傾向があります。
血中の活性酸素を抑えられると、卵巣などの血流が改善されます。
その結果、性ホルモンの分泌が促進されるのです。
ちなみに、ナスにはポリフェノールの一種のナスニンという成分が含まれています。
ナスの紫色の部分ですね。
このナスニンが身体に良いわけです。
食材の食べ方ですが、ポリフェノールやビタミン類は熱に弱く水に溶けやすいため生で食べることが一番のオススメです。
抗酸化作用はアンチエイジングにも良いことで知られています。
赤ワインなどにも含まれていることで、皆さんもご存知だと思います。
体調不良も改善でき、アンチエイジングも期待できるなんて優れものですね。
他にもお茶にも強力な抗酸化作用があります。
茶カテキンがその役割を果たします。
お茶は手軽に毎日飲めるのが嬉しいですね。
日本人の昔からの知恵はここにも活きているのかもしれません。
皆さんも
「病院ではないのに体調不良」
のときは、
・下半身を動かし
・抗酸化作用のある食材をとって
体調改善をはかってみてください!