ショパンの「前奏曲」の解説と名盤を紹介

ショパンの前奏曲集は、24の前奏曲からなります。
ショパンが20代後半の1836年から1839年までの4年間をかけて作曲した作品です。

バッハを尊敬していたショパンはバッハの「平均律クラヴィーア曲集」を意識して、24の異なった調性で前奏曲集を作曲しています。
曲の調性の順番も規則的になっており、ショパンの練りに練った構成と言えるかもしれません。
曲それぞれに繋がりをもたせるための工夫ともとれます。
穏やかな長調の曲と劇的な短調の曲が交互に出てきて物語性を感じさせるのも特徴と言えるでしょう。

美しいストーリーのある前奏曲集として、是非最初から最後までを通して聴いてみてください。
皆さんもそれぞれの調性にそれぞれのイメージがあると思います。
皆さんとイメージとショパンのイメージの違いを感じながら聴くのも楽しいかもしれません。
もちろん、お気に入りの曲ができたらその曲をリピートして聴くことになると思います。

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前奏曲はショパンの音楽を知るためには不可欠な作品です。
「これからショパンを聴いてみよう」という方には、一度はしっかり聴いておきたい不可欠な作品の一つだと思います。

また、前奏曲は演奏家によって表現の違いが出やすい作品となっています。
様々な演奏を聴いてみて、前奏曲の魅力を多くの角度から味わうのも楽しいかもしれません。

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前奏曲の名盤

ショパンの前奏曲の名盤として、まず紹介したいのがマルタ・アルゲリッチの演奏です。
アルゲリッチにはアルゲリッチ節ともとれるような強い個性がありますが、その個性が前奏曲集でも十分に味わえます。
世界のマエストロの小澤征爾さんが彼女を「炎」と表現したのが、まさしく彼女の演奏を表す最適な言葉かもしれません。
好みはわかれるかもしれませんが、存在感の光る情熱的な演奏を是非聴いてみてください。

アルゲリッチの他には、ショパンの録音を多く残しているアラウの演奏もオススメです。
飽きの来ない何度も聴きたくなる演奏に仕上がっています。
一般的にイメージするショパンの演奏より少し重めの分厚い演奏になっていますが、その分感情豊かな奥深い魅力に溢れています。
ショパンの「ノクターン集」も演奏していますので、気に入った方はそちらも聴いてみてください。

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