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ドラフト上位だからと言って、プロ野球で活躍できるとは限りません。
また、反対にドラフト下位でも、近年では育成枠からでもスターになりあがる選手もいます。
ドラフト1位の選手が、どれくらいの確率で成功しているのかを年俸から見てみようと思います。
どこから成功なのかは、価値観によりかなり別れるとは思います。
ここでは少し厳しめですが、年俸5000万円を一つの基準としてみました。
実働年数などの要素を考慮していませんがご了承ください。
※年俸のデータは2016年です。
※2005~2012のドラフトを掲載しています。
※独立リーグ所属の選手も引退と表記してあります。
2005年のドラフト1位の成功確率は40%
※大学生・社会人ドラフトと高校生ドラフトがあり、希望入団枠もありました。
ヤクルト | 武内晋一 | 1900万 |
村中恭兵 | 2400万 | |
巨人 | 福田聡志 | 引退 |
辻内崇伸 | 引退 | |
阪神 | 岩田稔 | 6800万 |
鶴直人 | 1300万 | |
広島 | 鈴木将光 | 引退 |
中日 | 吉見一起 | 8900万 |
平田良介 | 7000万 | |
DeNA | 高宮和也 | 3000万 |
山口俊 | 8000万+出来高 |
ソフトバンク | 松田宣浩 | 4億+出来高 |
荒川雄太 | 引退 | |
日本ハム | 八木智哉 | 2000万 |
陽岱鋼 | 1億6000万+出来高 | |
ロッテ | 柳田 将利 | 引退 |
西武 | 松永浩典 | 引退 |
炭谷銀仁朗 | 1億+出来高 | |
オリックス | 平野佳寿 | 3億円 |
T-岡田 | 6400万+出来高 | |
楽天 | 松崎伸吾 | 引退 |
片山博視 | 800万円 |
独断での判断になりますが、2005年ドラフト1位の成功確率は、40%(9/22)でしょうか。
ちなみにこの年は、ソフトバンクのドラフト5位に本多雄一選手、巨人の育成枠に山口鉄也選手がいます。
2006年のドラフト1位の成功確率は26%
※大学生・社会人ドラフトと高校生ドラフトがあり、希望入団枠もありました。
ヤクルト | 高市俊 | 引退 |
増渕竜義 | 引退 | |
巨人 | 金刃憲人 | 2300万 |
坂本勇人 | 2億5000万 | |
阪神 | 小嶋達也 | 800万 |
野原将志 | 引退 | |
広島 | 宮崎充登 | 引退 |
前田健太 | 300万ドル | |
中日 | 田中大輔 | 650万 |
堂上直倫 | 1800万 | |
DeNA | 高崎健太郎 | 3300万 |
北篤 | 770万 |
ソフトバンク | 大隣憲司 | 6800万 |
福田秀平 | 2500万 | |
日本ハム | 宮本賢 | 引退 |
吉川光夫 | 9500万 | |
ロッテ | 大嶺祐太 | 3640万 |
西武 | 岸孝之 | 2億2500万+出来高 |
木村文紀 | 1600万 | |
オリックス | 小松聖 | 1900万 |
延江大輔 | 引退 | |
楽天 | 永井怜 | 引退 |
田中将大 | 2200万ドル |
2006年のドラフト1位の成功確率は26%(6/23)となりました。
この年はパリーグは、ソフトバンクの4位に森福允彦選手、5位に長谷川勇也選手、ロッテの7位に角中勝也選手、楽天の3位に嶋基宏選手がいます。
セリーグは中日の3位に浅尾拓也選手、広島の3位に會澤翼選手、横浜の3位に梶谷隆幸選手がいます。
2007年のドラフト1位の成功確率は8%
※大学生・社会人ドラフトと高校生ドラフトがあり、希望入団枠もありました。
ヤクルト | 加藤幹典 | 引退 |
由規 | 1500万 | |
巨人 | 村田透 | ? |
藤村大介 | 1125万 | |
阪神 | 白仁田寛和 | 1650万 |
高濱卓也 | 1220万 | |
広島 | 篠田純平 | 引退 |
安部友裕 | 1080万 | |
中日 | 山内壮馬 | 1200万 |
赤坂和幸 | 1300万 | |
DeNA | 小林太志 | 引退 |
田中健二朗 | 1800万 |
ソフトバンク | 大場翔太 | 1400万 |
岩嵜翔 | 3900万 | |
日本ハム | 多田野数人 | 引退 |
中田翔 | 2億4500万+出来高 | |
ロッテ | 服部泰卓 | 引退 |
唐川侑己 | 4800万 | |
西武 | 平野将光 | 引退 |
オリックス | 小林賢司 | 引退 |
丹羽将弥 | 引退 | |
楽天 | 長谷部康平 | 1400万 |
寺田龍平 | 引退 |
2007年のドラフト1位の成功確率は8%(2/23)となりました。
この年はソフトバンクの3位に中村晃選手、オリックスの3位に伊藤光選手などがいます。
2008年のドラフト1位の成功確率は8%
ヤクルト | 赤川克紀 | 引退 |
巨人 | 大田泰示 | 2100万 |
阪神 | 蕭一傑 | 台湾へ |
広島 | 岩本貴裕 | 1500万 |
中日 | 野本圭 | 1300万 |
DeNA | 松本啓二朗 | 1500万 |
ソフトバンク | 巽真悟 | 850万 |
日本ハム | 大野奨太 | 4500万+出来高 |
ロッテ | 木村優太 | 930万 |
西武 | 中崎雄太 | 500万 |
オリックス | 甲斐拓哉 | 引退 |
楽天 | 藤原紘通 | 引退 |
2008年のドラフト1位の成功確率は8%でした。
この年はヤクルトの3位に中村悠平選手、ソフトバンクの2位に立岡宗一郎選手、西武の3位に浅村栄斗選手などがいます。
2009年のドラフト1位の成功確率は33%
ヤクルト | 中澤雅人 | 2100万 |
巨人 | 長野久義 | 1億7500万 |
阪神 | 二神一人 | 900万 |
広島 | 今村猛 | 3650万 |
中日 | 岡田俊哉 | 3400万 |
DeNA | 筒香嘉智 | 1億 |
ソフトバンク | 今宮健太 | 9000万 |
日本ハム | 中村勝 | 2400万 |
ロッテ | 荻野貴司 | 3280万 |
西武 | 菊池雄星 | 5500万+出来高 |
オリックス | 古川秀一 | 引退 |
楽天 | 戸村健次 | 2500万 |
2009年のドラフト1位の成功確率は33%(4/12)でした。
この年はロッテの4位に清田育宏選手、日ハムの5位に増井浩俊選手などもいます。
2010年のドラフト1位の成功確率は33%
ヤクルト | 山田哲人 | 2億2000万 |
巨人 | 澤村拓一 | 1億 |
阪神 | 榎田大樹 | 3200万 |
広島 | 福井優也 | 4200万 |
中日 | 大野雄大 | 1億800万 |
DeNA | 須田幸太 | 1900万 |
ソフトバンク | 山下斐紹 | 980万 |
日本ハム | 斎藤佑樹 | 2300万 |
ロッテ | 伊志嶺翔大 | 2550万 |
西武 | 大石達也 | 1100万 |
オリックス | 駿太 | 3000万 |
楽天 | 塩見貴洋 | 3000万 |
2010年のドラフト1位の成功確率は33%(4/12)でした。
セリーグの当たり年ですね。
この年はその他に横浜の3位に荒波翔選手、西武の2位に牧田和久投手、同じく3位に秋山翔吾選手、日本ハムの2位に西川遥輝選手、ソフトバンクの2位に柳田悠岐選手などがいます。
2011年のドラフト1位の成功確率は25%
ヤクルト | 川上竜平 | 620万 |
巨人 | 松本竜也 | 引退 |
阪神 | 伊藤隼太 | 1700万 |
広島 | 野村祐輔 | 5200万 |
中日 | 高橋周平 | 1600万 |
DeNA | 北方悠誠 | 引退 |
ソフトバンク | 武田翔太 | 7000万 |
日本ハム | ナシ | |
ロッテ | 藤岡貴裕 | 3850万 |
西武 | 十亀剣 | 6000万 |
オリックス | 安達了一 | 6300万 |
楽天 | 武藤好貴 | 1500万 |
2011年のドラフト1位の成功確率は25%(3/12)でした。
日本ハムは菅野選手の強硬指名です。
この年はその他に広島の2位に菊池涼介選手、ロッテの3位に鈴木大地選手、楽天の4位に岡島豪郎選手、日本ハムの4位に近藤健介選手などがいます。
2012年のドラフト1位の成功確率は58%
ヤクルト | 石山泰稚 | 4100万 |
巨人 | 菅野智之 | 1億3000万 |
阪神 | 藤浪晋太郎 | 1億7000万 |
広島 | 高橋大樹 | 650万 |
中日 | 福谷浩司 | 4000万 |
DeNA | 白崎浩之 | 2000万 |
ソフトバンク | 東浜巨 | 1800万 |
日本ハム | 大谷翔平 | 2億 |
ロッテ | 松永昂大 | 4700万 |
西武 | 増田達至 | 7000万 |
オリックス | 松葉貴大 | 2800万 |
楽天 | 森雄大 | 950万 |
2012年のドラフト1位の成功確率は58%(7/12)でした。
この年は他には、楽天の2位の則本昂大選手、西武の4位の高橋朋己選手、ヤクルトの2位の小川泰弘選手などがいます。
総計では28%が成功
2005~2012を見てみると、127人中36人が第1線で活躍していると言えるでしょうか。
確立で出すと28%でした。
プロで活躍するのはプロ野球選手でも一握りであるのを考えると28%はかなり高いと言えるのでしょうか。
さすがはドラフト1位ですね。