宮崎県の高千穂にある「荒立神社」を参拝してきました。
こちらは芸能と縁結びにご利益があると言われおり、猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと) が祀られています。
二人が結婚して住まれたのが、この地だったそうです。
荒木を利用して急いで建てられたことから「荒立神社」という名が付けられました。
一般的には有名ではありませんが、芸能人などもしばしば訪れる知られざる名スポットでもあります。
マネージャーが芸能人を連れて参拝する姿も見られるそうです。
アクセスはわかりにくいですが、高千穂峡の近くにあります。
高千穂峡を訪れたときには、こちらも一緒に参拝したいところです。
最近はGoogleMapがありますので、GoogleMapを頼りに進めば迷わずに到着できると思います。
荒立神社の参拝の仕方
荒立神社には茅輪があり、それにはくぐり方があります。
「茅輪くぐり」は日本の神話がもとになっているそうです。
茅輪くぐりをすることで、病気や災いを免れることができるとされています。
茅輪をくぐるときには言葉を唱えるのが正しい方法だそうです。
1.一度目は左回りで「みな月のなごしの祓する人は 千年の命のぶといふなり」と唱えます。
2.二度目は右回りで「思ふ事みなつきねとて麻のはをきりにきりても祓へつるかな」と唱えます。
※和泉式部の歌で「水無月」と「皆尽き」をかけているそうです。
3.三度目は左回りで「蘇民将来、蘇民将来」と唱えます。
4.最後に正面へ進み参拝をします。
7回打つと願いが叶う「七福徳寿板木」
この板木を心を込めて力強く7回打つと、願いが叶うそうです。
ここに祀られている猿田彦大神様をはじめ天孫降臨の八百萬大神様などの7つの御神恵を同時に受けることが出来るという、なんとも不思議な板木です。
心を無にして叩こうと思いましたが、邪念はどうしても入ってしましいます…
板木を叩く音が自然の中に響いて何とも言えない音が辺りに広がります。
角川春樹さんの句碑
「高千穂に大根を引きに猿田彦」
猿田彦命について謡った角川春樹さんの句碑もあります。