自分を含め身の回りの人に何かが起こったときに必要なのが、救命救急です。
しかし、そのような場面に出くわす経験はほとんどないため「何をしていいのかわからない」方がほとんどだと思います。

万が一のときのために、正しい知識を頭に入れておきたいですよね。

今回は救命救急について取り上げてみたいと思います。

ambulance

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正しい119番の通報の仕方

まずは正しい119番の通報の仕方を確認しましょう。
119番をするときは緊急事態だとは思いますが、落ち着いて情報をしっかりと伝えることが大切です。

知識として入れておきたいことは、
「119番は必ずしも最寄りの消防署に繋がるわけではない」
ということです。
場所を伝えるときは、◯区◯町◯丁目まで伝えるようにしましょう。

地元だからわかると思ってしまいますが、遠くの消防署にかかる場合もあるのですね。
この場合の情報が不十分な通報はかなりあるそうです。

また救急車の通報を他人にお願いするときは、
「誰か救急車を呼んで下さい。」
では不十分です。
このような呼びかけだと、皆が躊躇してしまう可能性が高くなります。

「そこの◯◯の服を来た方、救急車の通報をお願いしてもいいですか?」
のように具体的に人を指名するようにしましょう。

救急車が到着するまでにできることは?

通報してから救急車の到達するまでの時間は約8.5分だそうです。(全国平均)

それまでにどのような対処法ができるかも大きな鍵となってきます。
心配停止で8分間何もしないと救命率が80%も下がってしまうそうです。
命を左右する大事な8分間なのです。

現場にいる人の処置がとても重要になってきますね。

もしも身近な人が倒れて意識がない場合は、
「肩をたたいて呼びかける」
ようにしてください。

意識がどれほどあるかを確認することがまずは大切です。

激しくゆすると、首や頭も動きますので危険です。
症状が悪化してしまうことも考えられます。
首や頭に異常があることを考え、肩をたたく程度で意識があることを確認しましょう。

また、意識はないが呼吸はしている場合は
「横にして寝かせる」
ようにしてください。
この形は昏睡体位と呼ばれます。

仰向けにすると嘔吐して窒息する恐れもあります。

痙攣しているときに口にタオルを入れた方がいいという話も聞きますが、これは間違いです。
窒息の危険がありますのでやめましょう。

また119番を通報したときに電話越しで対処法を伝えてくれている場合は、その通りにしましょう。

皆さんも万が一に備えて最低限の知識は是非入れておいてください。

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