毎日の食卓に高い確率で出てくる野菜がキャベツです。
1人暮らしなどの方はコンビニやスーパーで千切りにされたものを買うこともあると思います。
あれはとても便利ですね。
またキャベツは様々な料理のレシピにも使われます。
人間の伝統とは素晴らしいもので、体に良いものを自然と料理に取り入れています。
キャベツも健康効果が高い野菜の一つです。
今回はそのキャベツの栄養価や健康効果について取り上げてみたいと思います。
病気の予防になる
キャベツは風邪など病気への予防効果があります。
キャベツを食べると免疫力があがるのです。
そしてキャベツには強い殺菌力があります。
そのことにより体がウィルスの侵入に負けてしまうことを防いでくれるのです。
また風邪だけでなく、キャベツはがんの予防にも効果的だというのです。
アメリカの研究所のお墨付きらしいですよ。
身体の老化も防いでくれる
キャベツは風邪などの病気予防だけではなく、身体の老化も遅らせてくれます。
これにはキャベツが持つ栄養素のうちのビタミンCが大きく関係してます。
ビタミンCには強い抗酸化作用があるためです。
私たちの身体は活性酸素などにより老化が進みます。
それにより、ゆくゆくは血管がドロドロになり動脈硬化などの原因となっていきます。
これを防いでくれるのがビタミンCです。
鉄の錆びのように、体が汚くなっていくのを防いでくれるわけです。
ピカピカの鉄のように保ってくれるわけですね。
キャベツ以外にはブロッコリーやアスパラガスなどにも抗酸化作用は期待できます。
ビタミンCは肌荒れにも効果が期待できますので、特に女性には嬉しいですね。
胃もたれにも効果
キャベツにはキャベジンとジアスターゼも含まれています。
キャベジンという名前の胃薬もありますね。
その名の通り、胃や十二指腸などに対する抗潰瘍作用があります。
ジアスターゼは大根などに多く含まれている栄養素です。
ジアスターゼは消化不良や、胃もたれ、胸やけ、胃酸の出過ぎなどの症状を和らげてくれることが期待できます。
キャベツの千切りが脂っぽいとんかつの付け合わせとして出てくるのはそのためですね。
料理とは上手くできているものです。
キャベツは生がオススメ
このように健康効果がとても高いキャベツです。
食べるときにはその栄養素を最大限にとりたいですね。
そのためにも、キャベツは生で食べることをお勧めします。
みなさんご存知の通り、生で食べてもあくが少なく抵抗なく食べられるのがキャベツの特徴です。
もし熱を通してしますと、せっかくのビタミンCが抜け出してしまいます。
また水にも溶けやすいため、水につけておくだけでビタミンCの栄養素は減ってしまいます。
水で洗う時は、さっと洗うようにしましょう。
もし火を通したり、熱を与えたりするときは是非スープにしましょう。
そうすれば溶けた栄養素がスープとなりますので、スープから栄養素をとることができます。