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背中のニキビは顔に比べて、なかなか自分では気づきにくいです。
鏡で背中をみて、「思ってたより」背中が汚いと感じることもあります。
顔のニキビと同様に、背中のニキビもその原因は1つではありません。
ここでは背中ニキビについて、取り上げてみたいと思います。
背中のニキビの原因
背中ニキビはいくつかの原因が重なって発生することが多いです。
「栄養」などのひとつの原因だけで発生するわけではないということです。
ストレス
私たちの現代社会ではストレスがつきものです。
このストレスが背中ニキビにも関係しています。
睡眠不足や疲れなどの物理的なストレスはもちろん、人間関係や環境などからくる精神的なストレスも関わってきます。
人間はストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れがちになります。
それがホルモンバランスにまで影響してしまい男性ホルモンの分泌が活発になります。
男性ホルモンにより、皮脂分泌が活発化されて、皮脂と古い角質が混ざり、毛穴を塞いでしまうのです。
これがニキビの原因となります。
食生活の乱れ
背中のニキビの原因は食生活の乱れ、特にビタミン類の不足が関係してきます。
ビタミンはニキビに限らず肌を健康に保つためには必須の栄養素です。
さらに言えば身体を健康に保つために必要な栄養素です。
肌のためにも健康のためにも、バランスの良い食生活をしましょう。
ビタミンB群には皮脂分泌を抑える効果がありますが、不足しがちですの栄養素ですので摂取することを意識しましょう。
マラセチア菌の増殖
ニキビの原因としてはマラセチア菌の増殖も挙げられます。
マラセチア菌は人間の皮脂をエサにしている菌です。
背中は皮脂腺が多い場所の一つです。
そのため背中はマラセチア菌が生きやすい環境にあると言えます。
そのほかの原因
その他にも背中のニキビの原因としては、「寝汗」「シャンプー・リンスの洗い残し」なども挙げられます。
背中のニキビの対策
背中のニキビは治りにくいので、しっかりと対策をしていくことが大切です。
バランスの良い食事
まず最も大切なことは基本的なことですが、規則正しい生活でバランスの良い栄養を摂ることです。
特にビタミン類の摂取には気を配りましょう。
ビタミンAはホウレンソウ・かぼちゃ・人参などに豊富に含まれています。
ビタミンBは豚肉・レバー・乳製品・カツオ・マグロなどに豊富に含まれています。
ビタミンBは皮脂の分泌を抑える働きがあります。
ビタミンCはバランスの良い食事だと比較的摂取しやすい栄養素です。
ビタミンCは粘膜や肌を健康に保ってくれる働きがあります。
こすりすぎない
一旦背中にニキビができてしまったら、悪化させないことが大切です。
お風呂で身体を洗う時には、強く洗いすぎないようにしましょう。
ニキビを傷つけて、炎症を引き起こす恐れがあります。
汚れや皮脂、古い角質を洗い流すために、丁寧に優しくこすることを心がけてください。
また乾燥させないように、お風呂上りは保湿を心がけましょう。