「紫のけむり(Purple Haze)」は、ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)を代表する曲として知られており、1960年代の代表的なサイケデリックドラッグソングとも言われています。
ドラッグについての曲は珍しいことではなく、この時代のロックシーンにはドラッグが蔓延していました。
イギリスではチャートの3位にまで昇りましたが、アメリカでは意外なことに最高65位で終わっています。

ここでは、ジミ・ヘンドリックスのパープル・ヘイズ(Purple Haze)だけでなく様々なミュージシャンによるカバーを紹介したいと思います。
演奏するアーティストによって曲の雰囲気も変わってくるのも、カバーの楽しみの一つでもありますね。

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ジミ・ヘンドリックスのパープル・ヘイズ(Purple Haze)

まずはオリジナルのジミ・ヘンドリックスによるパープル・ヘイズです。
こちらはザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスが1967年に発表したデビュー・アルバムで大ヒットしましたが、残念ながらモンスターバンドであるビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」に阻まれ全英では2位でした。
ビリー・ロバーツの「ヘイ・ジョー」を除いたすべては、ジミ・ヘンドリックスによる楽曲です。

ポール・ギルバートのパープル・ヘイズ(Purple Haze)

日本人のハードロックファンにとっては馴染み深いMr.Big(ミスター・ビッグ)の速弾きギタリスト/ポール・ギルバートによるパープル・ヘイズです。
Mr.Bigとは少し違った印象の渋さが感じられる演奏が楽しめます。
Mr.Bigが人気が絶頂期だったころに、ソロでこのアルバムをリリースしています。

オジー・オズボーンのパープル・ヘイズ(Purple Haze)

4枚組のCDセットで、1枚目2枚目はオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の代表曲が詰まっています。
3枚目にパープル・ヘイズは収録されており、期待通りのハードなサウンドが聴けます。
真正面から曲にぶつかっていくような小細工の少ないアレンジが印象的です。
マニアックな楽曲も多数収録されており、ベスト盤としてだけではなくオジー・オズボーンのファンにとっても楽しめる4枚組です。

Charのパープル・ヘイズ(Purple Haze)

日本人の名ギタリストと言えば、Charを挙げる人も多いと思いますが、そのCharによるパープル・ヘイズです。
オリジナルのパープル・ヘイズを尊重しながらもCharらしい美しいパープル・ヘイズが聴けます。
こちらのCDは、2010年に初台DOORSにて収録したライブハウス一発撮りの音源です。

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