今回は「お台場」の外国人向け観光ガイド翻訳編です。
台場は日本人の人気観光スポットでもありますが、外国人にとっても人気のスポットのようです。
海外からの観光客が増えた昨今、外国語で書かれた観光ガイドは多数存在します。
外国人観光客はどのような情報を見て、日本のどこに行くのか決めているのでしょうか。
そこで、海外の観光ガイドを翻訳してみようと思いました。
外国人がそれぞれの観光地をどのように見ているのか、また、どのように書かれているのかに興味を持っていただければと思います。
台場=砦
漢字の意味を伝えることは、外国の観光案内の定番です。
意外と台場の由来を知らない方が、日本人でも多いのではないでしょうか。
参考日本語訳
お台場は東京湾に作られた人工的な島で、ショッピングとして人気があるだけでなく娯楽施設も備えています。
台場とは砦(とりで・fort)という意味で、起源は江戸時代に遡ります。
江戸末期にアメリカのペリーが海から攻撃してくるのを防ぐために、この砦は作られました。
台場の開発計画は一度ストップしていた。
台場の開発計画が1980年代に始まりバブル崩壊でストップしていたことは知りませんでした。
このような歴史が書かれている日本の観光雑誌はあまり見たことがありませんね。
参考日本語訳
元々台場は小さい島でしたが、巨大な埋め立て地に吸収され現在のようになりました。
そして高度経済成長期の中、東京都は1980年代にこの土地を居住地とビジネスの拠点地として発展させる計画を立てました。
しかし1990年代初めの「バブル崩壊」によってこの計画は達成できず、台場は空地のままとなってしまいました。
開発が止まった台場でしたが、いくつかのホテルと施設が建てられゆりかもめ線が開通すると、東京でも最も人気のある観光スポットの一つとなりました。
また都市開発に従って緑も多くあり、歩行者用の通路も整っています。
お台場の観光スポットの日本語訳
最後にお台場のそれぞれの観光スポットはどのように紹介されているか、日本語訳で見てみたいと思います。
これらの施設の説明は、日本の観光ガイドと大差はないように感じます。
フジテレビ
フジテレビは日本全国へ放送されるテレビ局の一つです。
人気のあるテレビ番組の展示スペースもあり、グッズの販売もあります。
特徴的な球体の部分はデッキスペースとなっています。
アクアシティ
アクアシティはアパレルショップ、レストラン、13の映画館が入った複合施設です。
5階のラーメン博物館では日本全国の様々なラーメンを味合うことが出来ます。
また外のデッキからは美しいレインボーブリッジの景色を楽しむことが出来ます。
レインボーブリッジ
レインボーブリッジはお台場と東京を結ぶ橋で、夜景が美しいことで有名です。
この橋には、高速道路や一般道、ゆりかもめ線の他に歩行者用の歩道も通っています。
大江戸温泉物語
大江戸温泉物語は2003年にオープンした江戸時代の雰囲気を楽しめる温泉施設です。
1400メートルの深さからくみ上げた温泉で、内風呂、外風呂などの様々な温泉が楽しめます。
レストランやマッサージなどがあるほか、一晩をここで過ごすこともできます。
ヴィーナスフォート
ヴィーナスフォートは18世紀の南ヨーロッパの街並みをイメージしたショッピングモールです。
100ものブティック、カフェ、レストランがこの施設に入っています。
大観覧車
ヴィーナスフォートの側の大観覧車は115メートルの高さがあり、世界で最も大きな観覧車の一つです。
東京湾やお台場の景色を楽しむことが出来ます。
一つのキャビンは6人乗りで、1周に約15分かかります。