マサカメTVで蚊の特集が放送されていました。

夏の蚊はやっかいで、夜の睡眠を妨げられますよね。
暑さと蚊で、夜が寝れない方も多いと思います。

そこで番組では1000匹の蚊を使って様々な実験をしたそうです。
この1000匹の蚊はテレビスタッフが育てたそうですよ。
餌は砂糖水です。
砂糖水で育つなら、血を吸わないで欲しいですね。

スポンサーリンク

蚊の見つけ方

番組には長崎大学の准教授の川田先生の登場しました。
マラリアの研究をされている方で、数万匹の蚊をこれまでに捕まえてきたそうです。

先生が蚊の見つけ方を教えて下さりました。

蚊は
「暗くて」
「少し暖かい」
ところによく潜んでいます。

25〜30度の場所に一番いる確率が高いようです。

部屋の温度が高い場所は
「電化製品周り」
「カーテンのそば」
などです。
コンセントの下などもチェックポイントですね。

部屋の暗い場所は
「家具の隙間」
「テレビの裏」
などですを
蚊は夜行性なので暗い場所を好みます。

これで蚊を見つけることはできます。

蚊を捕まえるには透明なコップを使う

蚊の見つけ方はわかりましたので、次は蚊の捕まえ方です。

蚊は後ろ足で空気の動きを感じています。
蚊はわずかな空気の動きを感じることができます。

ですので、蚊に空気の動きを感じさせないことがポイントです。

そこで使うアイテムは
「透明なコップ」
です。

cup

バーベキューなどで使う使い捨てのコップですね。
透明な理由は、蚊も見えにくいですし、自分が捕まえたどうかの確認もできるからです。

蚊を透明なコップで被せると、蚊はほぼ確実に捕まえることができます。
倒すというよりは、捕獲ですね。

蚊は敏感な生き物

他にも蚊は二酸化炭素を感じることができます。
5〜6m先の人間が吐く二酸化炭素を感じることができます。

また蚊は温度も感じることができます。
2〜3m先の人間の体温を感じることができます。

蚊はかなり敏感な生き物なのですね。

蚊を寝たままやっつけよう

蚊の捕まえ方はわかりましたが、布団に入っているときに透明なコップを使うことはめんどくさいですね。

ですので、蚊の性質を利用して蚊をおびき寄せます。
寝たまま蚊を退治しようというのが、次の作戦です。

そこで利用するのは
「くさい靴下」
です。

くさい靴下には汗がたくさん含まれています。
また肌の角質も含まれています。
蚊はこの汗に含まれる乳酸や角質が大好きです。

蚊はくさい靴下にとまり、靴下を人間だと思い靴下をチューチュー吸います。
靴下を人間だと思うなんて不思議なのかマヌケなのかわかりません。

タンザニアではマラリア対策のため臭い靴下を外に置いて、家に蚊が入るのを防ぐ実験も行われているそうです。

くさい靴下パワー恐るべしです。

ただくさい靴下を枕元に置いたら、臭くて寝れません。
くさい靴下は実用的ではありませんね。

起きてる間に蚊を見つけて、透明なコップで捕まえるのが一番いいかもしれません。

蚊のおこぼれ話

ちなみに
オスの蚊は、ラの音程を出せば集まってくるそうです。
ラは440Hzで、メスの蚊の飛ぶ音は400〜480Hz(ソ〜ラ♯)らしいのです。
オスの蚊はメスに比べてかなり良い耳を持っています。

スマホでラの音程を出すと、オスの蚊がスマホに集まりました。
中には、スマホに交尾をしようとしているオスの蚊もいました。
音程でメスと間違えて寄ってくるなんて男はバカですね。

スポンサーリンク