今回は長崎県出身の歴代プロ野球選手のベストナインを選んでみました。

もちろん9人以外にもプロ野球界で活躍した長崎県出身の選手はいますので、そちらを含め長崎を代表するプロ野球選手たちをその後にまとめてみました。

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ベストナイン

異論はあるかもしれませんが、このようになりました。

1番 堀 幸一(セカンド)
2番 平田 勝男(ショート)
3番 池辺 巌(ライト)
4番 城島 健司(キャッチャー)
5番 新庄 剛志(センター)
6番 本西 厚博(レフト)
7番 山川 武範(サード)
8番 川島 慶三(ファースト)※
9番 下柳 剛(ピッチャー)

※川島 慶三は2015年に2試合ですがファーストで出場しています。

投手

下柳 剛(しもやなぎ つよし、1968年5月16日 - )

1軍での稼働年は21年をほこり、通算627試合に登板し129勝をあげています。
2005年に最多勝を獲得したほか、オールスターにも5度選ばれています。

瓊浦高等学校
八幡大学中退
新日本製鐵君津
福岡ダイエーホークス (1991 - 1995)
日本ハムファイターズ (1996 - 2002)
阪神タイガース (2003 - 2011)
東北楽天ゴールデンイーグルス (2012)

香田 勲男(こうだ いさお、1965年5月29日 - )

スローカーブが印象的で1989年の日本シリーズでは優秀選手賞を受賞しています。
通算350に登板し67勝をあげています。

長崎県立佐世保工業高等学校
読売ジャイアンツ (1984 - 1994)
近鉄バファローズ/大阪近鉄バファローズ (1995 - 2001)

柴田 保光(しばた やすみつ、1957年8月20日 - )

通算346試合に登板し84勝をあげています。
1990年にはノーヒットノーランを達成し、オールスターゲームにも3度出場しています。

長崎県立島原農業高等学校
丹羽鉦電機
あけぼの通商
西武ライオンズ (1979 - 1983)
日本ハムファイターズ (1984 - 1994)

大瀬良 大地(おおせら だいち、1991年6月17日 - )

2014年に新人王を獲得した、カープのエース候補です。

長崎日本大学高等学校
九州共立大学
広島東洋カープ (2014 - )

今村 猛(いまむら たける、1991年4月17日 - )

カープの若きホープです。
2015年までに220試合に登板しています。

長崎県立清峰高等学校
広島東洋カープ (2010 - )

松田 遼馬(まつだ りょうま、1994年2月8日 - )

2015年までに中継ぎで63試合に登板しています。

長崎県立波佐見高等学校
阪神タイガース (2012 - )

捕手

城島 健司(じょうじま けんじ、1976年6月8日 - )

MVP1回、ベストナイン6回、ゴールデングラブ賞8回、最優秀バッテリー賞5回を受賞している日本プロ野球界の歴史に残るキャッチャーです。
その他にもオールスターにも9度選ばれており、名実ともにスター選手です。
メジャーで活躍した唯一のキャッチャーで、メジャーでも400試合以上出場しています。
日米通算で292本塁打を放ちました。

別府大学付属高等学校
福岡ダイエーホークス
福岡ソフトバンクホークス (1995 - 2005)
シアトル・マリナーズ (2006 - 2009)
阪神タイガース (2010 - 2012)

村田 善則(むらた よしのり、 1974年4月24日 - )

長年に渡ってジャイアンツの2番手捕手として球団を支えました。
通算302試合に出場しています。

佐世保実業高等学校
読売ジャイアンツ (1993 - 2008)

内野手

堀 幸一(ほり こういち、1969年4月2日 - )

ロッテ一筋の名二塁手で、実働21年をほこります。
セカンドの他、ショート・サード・外野でも出場し、晩年はファーストも守りました。
通算2064試合に出場し1827安打を放っています。
2005年にベストナインを受賞したほか、オールスターにも2度選ばれました。

海星高等学校
ロッテオリオンズ/千葉ロッテマリーンズ (1988 - 2010)

平田 勝男(ひらた かつお、1959年7月31日 - )

阪神の遊撃手として一時代を築き上げました。
名手としてゴールデングラブ賞を4度獲得し、1985年の阪神の21年ぶりのリーグ優勝・日本一にも貢献しました。
通算979試合に出場し633安打を放っています。

長崎海星高等学校
明治大学
阪神タイガース (1982 - 1994)

菊川 昭二郎(きくかわ しょうじろう、1945年2月7日 - )

遊撃手として主に活躍した他、三塁も守りました。
通算878試合に出場し522安打を放ちました。

鎮西学院高等学校
近鉄バファローズ (1963 - 1967)
西鉄ライオンズ (1968 - 1974)
ロッテオリオンズ (1975 - 1976)

山川 武範(やまかわ たけのり、1922年8月25日 - 1981年11月9日)

戦前戦後のプロ野球界を支えた三塁手です。
通算1001試合に出場し844安打を放っています。

鎮西学院
名古屋金鯱軍 (1940)
大洋軍 (1941 - 1942)
東京巨人軍/読売ジャイアンツ (1946 - 1951)
広島カープ (1951 - 1954)

川島 慶三(かわしま けいぞう、1983年10月5日 - )

遊撃手、外野手、三塁手、二塁手をこなすユーティリティプレーヤーです。
2015年までに520試合に出場し322安打を放っています。

佐世保実業高等学校
九州国際大学
北海道日本ハムファイターズ (2006 - 2007)
東京ヤクルトスワローズ (2008 - 2014)
福岡ソフトバンクホークス (2014 - )

森岡 良介(もりおか りょうすけ、1984年7月15日 - )

2015年までに531試合に出場し288安打を放っています。
遊撃手が本職ですが、二塁手・三塁手としても出場しています。

明徳義塾高等学校
中日ドラゴンズ (2003 - 2008)
東京ヤクルトスワローズ (2009 - )

外野手

新庄 剛志(しんじょう つよし、1972年1月28日 - )

記録よりも記憶に残る選手とは、まさしく彼のことを指すでしょう。
敬遠級を打ってサヨナラ打、オールスターでのホームスチールなど数々の名シーンを生み出しています。
また驚異の守備力で多くのファンを魅了しました。
ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞10回のほか、お祭り男らしくオールスターに7回出場しMVPを2度獲得しています。
日米通算1524安打を放ちました。

池辺 巌(いけべ いわお、1944年1月18日 - )

外野手として主に出場し、三塁手としても活躍しました。
通算1732試合に出場し1377安打を放ったほか、ダイヤモンドグラブ賞も2回(1972年、1976年)受賞しています。
オールスターにも4度出場しています。

海星高等学校
大毎オリオンズ/東京オリオンズ/ロッテオリオンズ (1962 - 1974)
阪神タイガース (1975 - 1978)
近鉄バファローズ (1979)

本西 厚博(もとにし あつひろ、1962年5月15日 - )

通算1389試合に出場し700安打を放っています。
また1989年には外野手としてゴールデングラブ賞を受賞しました。

瓊浦高等学校
三菱重工長崎
阪急ブレーブス/オリックス・ブレーブス/オリックス・ブルーウェーブ (1987 - 1997)
阪神タイガース (1997 - 1998)
日本ハムファイターズ (1999)
千葉ロッテマリーンズ (2000 - 2001)

黒田 一博(くろだ かずひろ、1924年9月13日 - 2007年8月17日)

メジャーで大活躍しカープで200勝した黒田博樹は彼の次男です。
外野手、三塁手、二塁手、一塁手として活躍し、1951年からの南海ホークスのリーグ3連覇に貢献しました。
通算777に出場し578安打を放ちました。

長崎県立佐世保商業学校
八幡製鐵所
南海ホークス (1949 - 1953)
高橋ユニオンズ/トンボユニオンズ (1954 - 1955)
大映スターズ (1956)

石本 努(いしもと つとむ、1973年2月4日 - )

プロ野球ストライキ明けに披露した日ハム・新庄選手率いる5人の外野手による「秘密戦隊ゴレンジャー」の一人です。
※アカレンジャー:森本稀哲、アオレンジャー:島田一輝、キレンジャー:新庄剛志、モモレンジャー:石本努、ミドレンジャー:坪井智哉
通算512試合に出場し334安打を放ちました。

別府大学附属高等学校
日本ハムファイターズ/北海道日本ハムファイターズ (1991 - 2005)

江越 大賀(えごし たいが、1993年3月12日 - )

これからの活躍が期待される阪神の外野手です。

海星高等学校
駒澤大学
阪神タイガース (2015 - )

野田 征稔(のだ ゆきとし、1941年12月5日 - )

年間を通してレギュラーとして活躍することはありませんでしたが、実働11年活躍し外野手、二塁手、遊撃手として阪神を支えました。
通算608試合に出場し283安打を放っています。
野球のタイ代表の監督も務めました。

PL学園高等学校
パーフェクト リバティー教団
阪神タイガース (1963 - 1975)

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