日本人の心でもある緑茶は健康的な飲料としてよく知られています。
それと同様に、人気は緑茶ほどありませんが「ごぼう茶」も健康飲料の一つです。

健康番組や雑誌でも時々取り上げられることもありますね。

今回はごぼう茶の効果や効能について書いていこうと思います。
良いことばかりでもありませんので、懸念点もチェックしておきましょう。
ちなみにごぼう茶の他にも「ごぼうチップス」なども気軽にごぼうがとれる料理ですね。

スポンサーリンク

薬草として中国から伝来

ごぼうは元々は薬草として中国から伝来しました。
中国では現在でも薬として用いられています。

ごぼう自身がそもそも健康的な食材です。
健康的なごぼうを「より簡単に」「効率よく」とれるのがごぼう茶でもあります。

ごぼう独特の土臭い香りが苦手な方でも、ごぼう茶ですと抵抗なく飲めたりします。
そのような方にも嬉しいのがごぼう茶ですね。

食物繊維が豊富に含まれる

ごぼうの特徴として挙げられるのは、なんといっても「食物繊維が豊富」であることです。
食物繊維は、便通を良くしたり腸内を健康的に作用させる効果が期待できます。

ごぼうの食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維にわけられます。

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維には余分なものを体外に排出してくれる効果があります。
糖尿病・動脈硬化・高血圧の予防に効果があると言われています。

不溶性食物繊維

不溶性食物繊維は、腸を刺激して腸が活発に動くことを促してくれます。
腸の健康を維持してくれるのはもちろん、便秘やがんの予防にも効果があると言われています。

むくみの解消

ごぼう茶には、その他にカリウム・リン・アルギニン・アスパラギン酸なども含まれています。
その中のリンやカリウムのミネラル成分にも健康効果があります。
これらの成分には利尿作用があります。
それにより、むくみが解消されることが期待できます。

ごぼうは中国から薬草として伝来してきましたが、その効果の一つが「利尿作用」です。

ノンカフェイン

緑茶やコーヒーなども健康飲料として知られていますが、いずれも多くのカフェインが含まれています。
そのためお子様や妊娠中の方は、あまり摂取できないことが難点です。

ごぼう茶はカフェインが含まれていませんので、カフェインをとりたくない方には嬉しい飲料だと言えます。

gobou

サポニンのメリットとデメリット

ごぼうの成分の特徴の一つに、サポニンが含まれていることが挙げられます。
このサポニンのおかげで、ごぼうは菌がたくさんいる地中の中でもすくすくと育つことが出来ます。
サポニンは皮の部分に含まれています。
ごぼうの灰汁(あく)の正体はサポニンです。

サポニンが私たちに与える影響は様々です。

ダイエット効果

サポニンはコレステロールを分解して悪玉コレステロールの働きを抑えてくれる効果があります。
これによりダイエット効果が期待できます。

老化を防ぐ

サポニンはポリフェノールの1種です。
これが肌の老化を防いでくれるだけでなく、血の流れも良くしてくれると言われています。

サポニンは毒性がある

土の中の最近から身を守ってくれるのがサポニンです。
サポニンは毒性があるのです。
具体的には、先ほど紹介した「悪玉コレステロールの分解」だけでなく「善玉コレステロール」も分解してしまう恐れもあります。

サポニンがすべて人体へ良い方向へ働くわけではないようです。
サポニンは
ちなみに皮をむいたり灰汁を取り除いたりすれば、サポニンの成分はほとんどなくなります。

スポンサーリンク